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イタリア旅行11ワイナリーで酒祭り - 2011.06.01 Wed


さあ試飲です。
テイスティングです。
飲み放題です。

フォト
それは嘘です。
ごめんなさい。

と言うわけで、
我々は管理人のシモーナさんの提案で農園見学コースを大幅アレンジ。
本来このコースのハイライトでありフィナーレを飾る筈の試飲会場へと足早にやってきました。


とは言え、場所は先程シモーナさんと出会ったショップコーナーの一角。

……なる程、我々が到着した時に予定の待ち合わせ場所に来てくれてないと思ったら、
こんなとこで準備してたのね。




フォト

さあそんなわけで試飲なわけなんですが、


ここで今回のツアーコンダクターでありソムリエールでありワインオタクである横田さんの、ワイン豆知識が大放出。


フォト

目の前にあるワインの種類・産地に基づく情報のみを厳選してくれているはずなんですが、
声高らかに続くワイントークはまったく止まる気配がありません。
そしてその淀みのない解説をここで披露するにはあまりに知識膨大なため、


フォト

僭越ながらここの日記には、わたくしめが一緒に出された『お茶請け』のペコリーノチーズで噛み砕きながら理解した部分のみを抜粋させて頂きます。
(ちなみにペコリーノとはヤギ乳で出来たチーズ。通常独特の臭みがあると言われているが、これは嫌な後味もなくとてもおいしかった)


以下私なりの解説。

そもそも、ワインというのはブドウから作られる訳なんですが、その品種はメジャー所でも12種類、名のある物ともなれば50種類を越える程の数があり、簡単に言えばそれらの組み合わせ+産地でワインの銘柄というやつが決まるらしいのです。

で、
ここはイタリアのトスカーナ州。そしてトスカーナのブドウと言えばSangiovese-サンジョゼーベ-。
このブドウは、イタリア起源のぶどう品種の中では唯一国際的な品種になっているいわばイタリアを代表するブドウ。
そのブドウを全体の90%以上使って作られるワインの事を、chianti-キャンティ-と言います。
日記の一番上にある画像(いずこからか拝借)がそのワインですね。
あんな風に藁でボトルを覆っているのがキャンティワインのチャームポイントとして有名になっています(古くは輸送中に壊れないための緩衝材目的だったのだそう)。

というわけで、このトスカーナに置いて代表となるべきワインはこのキャンティ。
滋賀県といえば近江牛のように、トスカーナと言えばキャンティなのです。


で、このワイナリーであるフレスコバルディは一体どうだと言いますと、
御多分に漏れず、キャンティの生産も沢山なさっています。
が、
それよりもこのフレスコバルディというブランドを有名にしているのは、キャンティとはまた違う銘柄。
その名も『スーパートスカーナ』と呼ばれるジャンルのワインなのです。


フォト
いきなり名称がダサくなってすいません。

つまりなんの事かと言いますと、
この古くからある歴史多きトスカーナの伝統ワイン、<キャンティ>と言うの物には名乗るためにそれなりの制約があるわけで、
その一番大きな特徴は、前述した通り、『全体の90%以上をサンジョゼーベのブドウで作らなくてはいけない』と言うもの。
この比率が一番美味しく、なおかつこの規律に基づいたブドウの生産がトスカーナには一番合っている。それはこのワインの長い歴史からも証明済みです。

しかし、
この伝統は伝統で守りつつも、
「ひょっとしたらもっと違う組み合わせの方が美味い場合もあったりするんじゃねえの?」
と考えた地元の異端醸造家達は、各自で細々とオリジナルなブドウ品種の組み合わせや改良やらを重ねていたんだそうです。
そして、
そんなラテン式パンク魂を持ったフレスコバルディ(侯爵)のどこぞの時代の御子息様が改良に改良を重ねた結果誕生したのが、スーパートスカーナワイン。

伝統的な配合じゃないのを試したら意外に旨いのが出来たという、『発泡酒を作ってみたらまさかのビールより旨くなっちゃって作った人もビックリよ』みたいな新ワインが出来上がったのです。

フォト
とは言えこういった成功例というのはやはり稀なんだそうです。

というわけで、こうして生まれた新ワインたちなんですが、先程も言った通り、『キャンティ』と名乗るための規定をクリアしていない以上、いくら美味しくてもブランド名を名乗れなかったんだそうです。
ただし、代わりにこの醸造家たちのロッケンロールスピリットに敬意を表した英語圏の批評家たちが、彼らの作ったワインの事を『スーパートスカーナ』と呼ぶようになり、その名前がいつからか定着するようになりましたとさ。

めでたしめでたし。




・・・・・・と、以上が私なりのフレスコバルディまとめです。

もう帰ってきてからしばらくたってしまっているので、詳細部分までの合否は分かりません。
なんかワイン史的に間違ってる所があれば教えていただきたい。


そして実際は、このまとめの8倍ぐらいのワイン情報をコンダクター・横田さんは一生懸命説明してくれていたんです。
教えてくれていたんですが…、

ほら、
何せここは酒の席だもんで。





blog_import_515d063c213cdのコピー

聞いてはいるが大して理解できないままワインをかっくらう私(右)と、既に酔いが回って何も聞いていない姉(左)の図。



まぁ、勉強会としての場には相応しくないですよね。



しかし、
普段ならただ口に運ぶだけのワインも、その一つ一つにこれほどまでの歴史やドラマがあるとなると興味深い。
ワインってのはホント、一度腰を据えて学んでみたいと思ってはいるんですが、
その底なし状態の奥深さに、一度ハマったらとんでもない事になるんじゃないかという恐怖で二の足を踏みっぱなしです。

だって一度投資しようもんならその額たるやとんでもなさそうですし、
一つの国の一つの州のブドウの話ですらアレだけの物語が詰まってると言うのに、それ×全てのワイン生産国地域となれば、一体どうなってしまうのやら。

もうしばらく、ワインオタのデビューは見送らせてもらいます。




PS.次は残りのワイナリー見学が無残に頓挫した話です。

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