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イタリア旅行14シエナで肉の宴 - 2011.06.10 Fri

シエナでのスーパー巡りも無事終わりました。
そうこうしてるうちに日も暮れてきました。


だから御夕飯を食べに行きますよ。


いや~、ただ正直、ねえ。どうなのよこれ。

今のところこのシエナに来てやった事と言えば、スーパーでの買い物と薬局での薬の買い足し、そしてスポーツ用品店の物色という、あまり観光らしくない事ばかり。
ついでにコインランドリーにちょいと洗濯しに行こうとも思いましたが、
それをやっちゃうともう何のためにはるばるシエナまで来たのやら……。


いや、勝手知ったるというのは実に良いとは思うんですけどね。
こう肩の力が抜けると言うか、旅の合間の甘露的なというか。


ただし、

フォト

旅行中の箸休めにしては豪華すぎるだろこの世界遺産達は。


もっとこう、せっかくのシエナなんですから。
ようやくたどり着いたトスカーナなんですから。
先日までいたヴェネト洲(ヴェネツィアがあった所)とはまったく違う場所なんですから。
ちゃんと味あわないとね。


てなわけで。


フォト

やってきたお店はOsteria Nonna Gina-オステリア・ノンナ・ジーナ-
オステリアだから食堂・居酒屋系。ノンナってのはお婆ちゃんって意味なので、
『ジーナ婆ちゃんの食堂』という名前からしてどう見てもアットホームにしかならないそんなお店です。
※関係ないけど雑誌のノンノは発音だけ聞くとイタリア語で『お爺ちゃん』になります。

やっぱりその土地その土地の良さを感じるにはまず味あわないと。
昨日までは『アドリアの女王』と歌われた元海洋国家にお邪魔していただけあって、
朝から晩まで休むことなく貝か魚か甲殻類しか食べていませんでしたが、ここはそうトスカーナ。
酪農の都であり穀物の宝庫。しかもシエナはその内陸部。
こうなるともう魚貝なんか食べてられません。
というか食べられません。
もうホント無理。物理的に無理。
特に生魚を食べるなんてこの地では夢物語に等しいです。

なんかこう、彼ら(イタリア)だってさあ、ヨーロッパ大陸に頭だけくっついてあとはぷっかり海につかっている、ぱっと見島国に見えそうなくらいに海に密接している国だというのに、どうも『海産物』に対する情熱が我々よりも希薄な感じがするんですよねえ。
そりゃ勿論海沿いに構える街々の皆様は実に魚を愛しているんですが、そんな彼らと内陸部の皆さんとの魚に対する温度差の凄い事凄い事。

だからシエナ程の内陸の街になってしまうと、スーパーで買う魚もどうにもしまりが悪い。
裏を返せばどんな山奥でも生魚を美味しく頂ける日本の輸送技術はホントとんでもないんだなと改めて感動。
皆様の煮えたぎった情熱で、我々今日も美味しくお刺身頂いております。


で、そんなわけで魚貝の鮮度を一切断たれたこの街シエナ。
当然のごとく軒を連ねる飲食店はシーフード料理で勝負などかけません。
彼らが命をかけるのはそう、ここトスカーナがイタリア中に誇る牛肉と牛肉。あと牛肉です。




フォト

そんなわけでここノンナジーナの食卓に並ぶのは、御覧の通り、パンチの効きまくった大皿料理ばかりです。



フォト

コレ肉。全部肉。
あらゆるタイプの肉。
肉にくニク。
肉祭りに肉音頭。
肉神様にささげる肉プレート・オブ・ザ・ヘブンです。



フォト

さらにココに特大のビステッカ(=ビーフステーキ)も奉納されて、謝肉祭の熱気は最高潮に。



フォト

踊る肉汁。したたる油。
先日までいたヴェネツィアの、同じオステリアの料理と比べても、この味・雰囲気は全くの別物です。
決してあちらが小洒落ているとは言いませんが、こちらの料理はもっと野性味あふれた獣臭い感じ(獣だし)。
ヴェネツィアの食堂が東京湾を守るべらんめえな兄ちゃんたちの店だとすると、
こちらは山に集う超酒豪揃いの祭り好き親父たちが催す豪快な宴と言ったあんばい。
これがシエナ。これがトスカーナです。

町を渡り歩くだけで、その土地にある味も・風土も・文化すらもが変わってしまう。
それが、良くも悪くも長年『ただの国の集合体』であり続けたイタリアの特徴であり、それが訪れる者たちにとっての最大の魅力でもあるのです。
いやあ良いじゃないの。
旅行ってのはこうでなくっちゃね。



フォト
あ、そういえば。


もうひとつ、牛肉以外にもトスカーナ(というかシエナ)ならではの素晴らしい物がありました。

フォト

こちらです。


このワイン、Mnotepulciano-モンテプルチアーノ-という種類のブドウで作られたもの。
以下、ワイン知識豊富な半下戸こと我が母の弁ですが、
このモンテプルチアーノという品種は前の日記でも書いたイタリアを代表するブドウ、サンジョゼーベが突然トランスフォームして生まれた枝変わり品種なんだそう。
もともとサンジョゼーベ自体が遺伝的に不安定な品種のため、突然の枝変わりと言うのは結構あるらしく、その派生系でうっかりぐっと美味しくなってしまったのが、Montalcino-モンタルチーノ-という村で作られている事で有名なブルネッロ種と、もうひとつがこのモンテプルチアーノなんだそうです。

そしてこの二種のブドウ。どちらもシエナ県内を中心に栽培されている物。
だから美味い物が日本と比べたら目玉が飛び出るような低価格でガブガブ頂けるんだそうな。

父「輸入税のばか……」
トスカーナ万歳。


ps.
ちなみにこのお店、大変ボリューミーで美味しい上にリーズナボーと言う事ないのですが、
唯一にして最強の弱点が、このメニュー。


フォト

中がもう、全然読めない。

何よこの文字。スパゲティが踊り狂ってるの?というかこれちゃんとイタリア語?いやむしろタイ語??
と、まったく読めずに途方に暮れて、その場にいた給仕のおじちゃんに「読めないよ」と文句を言ったものの、「まあな、俺が書いてるからな!」と何故か高らかに宣言されるのみで全くお話にならない。
そういえば、以前ココに住んでいた頃に食べに来た時もこんな感じで頭抱えながら注文したっけなぁ。
と妙な所で昔を思い出しながら、「……プlr…?最初がPで始まる前菜って何だと思う?」
「p?…プ…プロシュート(=生ハム)!?」「それだっ!」と謎解きパズル方式で今回も注文させていただきました。

フォト
大体は合っていたけど、コレはパスタだと思って頼んだら来た全く違う肉団子。美味しかったけど。


ps2.
フォト

先程のビステッカの大きさを表現するために姉に少々かぶりついてもらったが、
あいにく不本意を体現しているかのような表情だったので目伏せ。






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