topimage

2017-06

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

人気ブログランキングへ
ブログランキング参加中です。ぜひクリックお願いします!

久しぶりに行く浅草と花やしきと演劇 - 2011.09.22 Thu

先日、大学時代の先輩出演の演劇があるとの紹介をもらったので、
いそいそと見にいったりしていました。

映画や演劇などを見に行くのは結構好きな私。
出来ればそこにコンサートとかオペラとかも追加していきたいなと思ってはいるんですが、
まあそこまで手を伸ばすにはそれなりにちょび髭の似合う小金持ちにならないと趣味には出来ないだろうと思って自粛中。

今回見に行かせてもらった理由は、もちろん劇がなんか面白そうというのもあったんですが、それに加えて、舞台となる会場が「花やしきの中」というよくわからない紹介文に惹かれたから。
てっきりヒーローショーなどが行われる外のステージをベコベコの青ベンチに腰掛けながら見るのかしら?と思っていたんですが、ちゃんと聞けば会場は外ではない様子。
ま、でも面白そうだから行ってみましょ。

そんなわけでお休みの日に電車を乗り継いでお出かけ。

フォト

向かったのは東京の下町浅草近辺です。

迫りくる首都高、乱立するビル。その下を流れる川には未だ現役の屋形船やら渡し船。

この古いんだか新しいんだか、綺麗なんだか汚いんだか形容しにくい世界観こそが、この浅草の真骨頂。
近年の豊洲・三郷に見られるような「計算づくの再開発」的なスマートさは一切持ち合わせていない、高度成長期の唸り声と共に「勢いと腕っ節だけでやり遂げた近代化」といった風なこの景色は、父方の祖父がまだバリバリにお達者だった頃にしょっちゅう実家に遊びに行っていたあの頃からも、何一つ変わっていません。


フォト

屋形船が走る川沿いに建つアサヒビールのビル。琥珀色したビール棟はともかく、隣の炎だか筋斗雲だかわからない棟が、基本的には「うんこビル」と呼ばれてしまっているのも昔から。


で、肝心の公演会場こと浅草花やしきなんですが、


フォト

この浅草寺(小さい頃はアサクサジだと信じていたセンソウジ)の仲見世通りをブラブラ歩き、
本堂の脇を通り抜けた先の路地レベルにせまい通りを行った先です。

フォト

銭湯屋さんのお隣とかにあります。
実は今回この演劇チケットを予約すれば、花やしきへの入園はタダという太っ腹サービスなのです。
もちろん乗り物はお金が必要ですが、それでも通常の入園料が900円となればこれは相当なお買い得。
せっかく浅草寺も散策してすっかり「観光」気分にもなっているわけですし、ここは早めに花やしきに入って開園前までちょっと遊んじゃおうじゃないの。ジェットコースターとか乗っちゃおうじゃないのよ。と思っていたんですが…、


フォト

花やしき、まさかの劇混み。

そういえば今日は3連休中だったっけ。
いやしかしそれにしても混み過ぎじゃないか。私花やしきを舐めていたのか?
てっきり全てのアトラクションが閑古鳥状態なのだとばかり思っていたのに、これはびっくりな誤算。
というかやっぱ花やしき狭い。乗り物の合間を縫って乗り物がある感じで人の踏み場(?)がない。流石は浅草、日本最古(1853年開園)の遊園地。
とかなんとか感激しながらも、結局乗り物には一つも乗らず、最寄りのお茶屋さんでチビチビコーヒーをすすって時間をつぶしましたとさ(最近作った名物らしい「浅草プリン」が美味しかった)


そしていよいよ観劇

フォト

こちらが今回のパンフレット。
能の演目の一つである【隅田川】を根底のモチーフにした演目とのことで、正直私は【隅田川】については「子供を探してるお母さんが京都から隅田川まで来たけど結局死んでいました」ぐらいにしか話のストーリーを知ってはいませんでしたが、まあ別に知ってようがいまいが一切関係なく話に入り込む事が出来ました。

で、劇の感想なんですが、この劇、ここ浅草で、しかもこの花やしきで上演するのにまさにぴったりな演目だったと思いました。

先程述べたように、劇の元ネタは室町時代レベルに古い古典作品。しかしアレンジして出てきた今作の舞台は現代の隅田川。
主人公の女の名前は「佐々木さん」なのに、探す子供の名前は「梅若丸」と昔のまんま。
演じる人たちも上Tシャツの下袴。落語のごとく扇子や手ぬぐいだけで小道具を表現するけど、出てくる道具がエレベーターやらハーレーダビットソンやら。
うなるハリセンチョップが講談の張り扇のように調子を取りつつ、消臭力のテーマソングと共に繰り広げられるのは女の情と恨みの心中物。

現代と古典とが滅茶苦茶にミックスされたこの演目は、まさに今通ってきた浅草下町の世界観とぴったりガッツリ当てはまっています。
ともすれば「なんじゃこの無茶苦茶な演出」の一言で否定できてしまう内容を、一切の拒否感無くすっと入りこむ事が出来たのは、ひとえに劇を見に来たお客全員が、高層ビルの隣に崩れかけたトタン屋根の家が平気で並ぶあの景色を見ながらここまでたどり着いてきたからでしょう。
そう言う意味では、会場となる小屋の上を走る日本最古のローラーコースターが定期的に鳴らす間抜けな出発進行音も、現実に戻されるようでさらなる非現実感に引きずり込まれるような、そんなニクイ演出となっていました。

個人的にはそこでトックリ入りの日本酒でもふるまってくれた日には、もう戻ってこれないんじゃないかという程どっぷり世界観に浸れたのになと思ったもんですが、まあそれはそれ。

たまには観劇もいいもんですね。


スポンサーサイト

人気ブログランキングへ
ブログランキング参加中です。ぜひクリックお願いします!

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://valentinorossifumi.blog.fc2.com/tb.php/75-9c049385
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ZED見に行った «  | BLOG TOP |  » オクトーバーでビアフェスがプロースト

プロフィール

ジール

Author:ジール
出版社で仕事をした後イタリアに住み着く。
その後帰国し所帯を持ってからは映像編集の仕事に従事中。
にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ



最新記事

カテゴリ

旅行 (49)
イタリア旅行14 (41)
イタリア旅行11 (29)
イタリア滞在 (43)
クルーズ旅行 (15)
カリフォルニア旅行 (11)
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー (8)
ウォルト・ディズニーワールド (50)
ディズニーランド・パリ (3)
ユニバーサル・スタジオ・フロリダ (9)
台湾旅行 (24)
京都旅行 (23)
各地イベント体験 (40)
インテリア (26)
映画 (14)
バイク (45)
ゲーム (25)
雑記 (26)
料理関係 (20)
結婚関係 (14)
ムジェロGP (2)
サンマリノGP (2)
もてぎGP (4)
ハワイ旅行 (39)
フランス旅行 (12)
北海道旅行 (13)
ハワイ旅行 15 (14)

カウンター

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
旅行
271位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
海外旅行
96位
アクセスランキングを見る>>

月別アーカイブ

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。