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ハワイ旅行08 ハワイのバイク事情 - 2014.10.27 Mon
『彼らはアメリカを見つけに旅に出た。しかし、そんなものはどこにもなかった』
たしかそんなのがイージーライダーのキャッチコピーでした。
1969年公開。流石にリアルタイムではありませんが、父親世代辺りが小僧の頃の作品だった事もあり、ギターで良く主題歌を弾いてくれたりしていました。
なんかあのクールなサウンドとワイルドな容姿のジャケットのお陰で、『髭のおっさんの明るいアメリカ横断冒険活劇』みたいなイメージを勝手に持っていたんですが、いざ自分が大きくなって本編を見てみると、自由でいたいと願うヒッピーが疎まれ蔑まれ、そして殺される話でした。
なんかこの時代ってそういう傾向多かったですよね。自由ってのは無いもんですよね。
というか、一度もこけたり轢かれたり死んだりしないバイク映画ってのはこの世に無いもんなんだろうか。
こと映画の中となると、必ず車は爆発し、船は沈み、そしてバイクはコケル。あとヘリは落ちる。
もうしょうがない事なのかもしれませんね、形式美ですね。

ま、じゃあそんなことはともあれ出発してみましょう。
幸いにもここはハリウッド映画内では無いため、バイクに乗っていても自分たちさえ気を付ければ、平穏無事にツーリングを楽しめます。右車線な事も既に随分慣れていますし、左ハンドルや左ウィンカーとかの変化はバイクには無いので気持ちも楽なんじゃないでしょうか。
あ、でもそう言えば日本のバイク事情と大きく違う点が一つありました。

こちら。我々レンタルバイクショップにてヘルメットをレンタルしていたのですが、ハワイではヘルメットをしなくても一応バイクを運転しても良い事になっています。
……びっくりな法律ですね。
つまり、こいつらも、アメリカの法律上はそんなに違法な事はしていないと言う事です。
…いや、だめか。面白い2人乗りの仕方してるし、銃ぶっ放してますしね。
この『ノーヘル法律』については州ごとの法律で決まっているので、アメリカの中でも州を跨いだ先では被らないと法律違反とか色々ややこしいらしいのですが、取りあえず、ハワイならサングラスさえしていればノーヘルOKです。
何でサングラス着用なのかと言うと、直射日光で目をやられている間に事故られないようにと、目の中に虫やらゴミやらが入って目をやられている間に事故られないようにです。
でも…、絶対被った方が良いと思うんですよね。
普段から半ヘルですら恐ろしくて被ってられない身としては、加えて慣れない地での運転と言う事も考えてノーヘルはとてもお勧めしません。
というか、あんな風の中をノーヘルで良く走れますよね。絶対髪の毛ガビガビになるし、唇カッサカサになるし。顔に虫の死骸貼りつくし。

そんなわけで、ちゃんと身なりを整えての出発です。
ワイキキ中心地の大通りには、昨日渋滞に巻き込まれてえらい事になった『嵐コンサート』のノボりが所狭しと飾られています。この時期ならではの貴重な景色。
ですがやっぱり走るとなれば都会よりもっと開けた所の方が気持ちいに決まっています。
と言うわけで、オアフ島をワイキキを起点にして反時計まわりにぐるっと回ってみる事にしました。

ちょっと走ると、直ぐに見えてくるビーチの景色。
この辺りがワイキキビーチになるんでしょうか。

そしてそこからさらにダイヤモンドヘッド方面へ向かってみると、一気にビーチの人の数も減って雰囲気が出てきます。

やがてあっという間に人すら見えない海岸沿いの世界へ。
風を切る熱風。目の覚めるような海の青。埃の混ざった乾いた空気を胸一杯に吸い込んで空を見上げれば、

あるのは抜けるような青空に、真っ白な雲の二つだけ。
こりゃどうしたって気分も乗ってくるってもんです。思わずあのイージーライダーの名曲、『ボーン・トゥ・ビィ・ワイルド』だって口ずさんじゃうってもんなんです。

♪モーターを回すんだ
ハイウェイを目指そう
冒険を探しに
俺たちの道に何があろうとも
Yeah ダーリン、させてやればいいさ
この世界を愛の抱擁で包み込もう
一発でお前の拳銃を撃ち尽くせよ
そして宇宙へぶっとばすんだ♪

♪ボーーンネービーーィィーールゥ♪(by Triumph /英国製)
……、ねえ、何で私たち今ボンネビル乗ってんだろう。

ま、何はともあれツーリング自体は大変好調です。
ワイキキ周辺はともあれ、それ以外は日本の道路事情に比べて破格に道が少ないため、ある意味では迷いにくくて大変便利ですし、一周約200キロという距離も日帰りツーリングしやすい良い距離だと思います(ただし、島の西側は車両進入禁止区域のため正確には島を一周というより半周と言う感じです)。

適度な休憩をはさみつつ、何だかんだで2時間くらいかけて島の反対側あたりまでやってまいりました。
うーんこの辺りになってくると周りの景色が思いっきり『観光地』から『地元民の住居』感が出てきます。電柱がいつの間にか全部木製になっていたりとかね。そして時間的にもお腹的にも、この辺りからお昼ごはんを探し始めていました。

なので次回はノースショア地区辺りでエビを食べる話です。

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1969年公開。流石にリアルタイムではありませんが、父親世代辺りが小僧の頃の作品だった事もあり、ギターで良く主題歌を弾いてくれたりしていました。
なんかあのクールなサウンドとワイルドな容姿のジャケットのお陰で、『髭のおっさんの明るいアメリカ横断冒険活劇』みたいなイメージを勝手に持っていたんですが、いざ自分が大きくなって本編を見てみると、自由でいたいと願うヒッピーが疎まれ蔑まれ、そして殺される話でした。
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というか、一度もこけたり轢かれたり死んだりしないバイク映画ってのはこの世に無いもんなんだろうか。
こと映画の中となると、必ず車は爆発し、船は沈み、そしてバイクはコケル。あとヘリは落ちる。
もうしょうがない事なのかもしれませんね、形式美ですね。

ま、じゃあそんなことはともあれ出発してみましょう。
幸いにもここはハリウッド映画内では無いため、バイクに乗っていても自分たちさえ気を付ければ、平穏無事にツーリングを楽しめます。右車線な事も既に随分慣れていますし、左ハンドルや左ウィンカーとかの変化はバイクには無いので気持ちも楽なんじゃないでしょうか。
あ、でもそう言えば日本のバイク事情と大きく違う点が一つありました。

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つまり、こいつらも、アメリカの法律上はそんなに違法な事はしていないと言う事です。
…いや、だめか。面白い2人乗りの仕方してるし、銃ぶっ放してますしね。
この『ノーヘル法律』については州ごとの法律で決まっているので、アメリカの中でも州を跨いだ先では被らないと法律違反とか色々ややこしいらしいのですが、取りあえず、ハワイならサングラスさえしていればノーヘルOKです。
何でサングラス着用なのかと言うと、直射日光で目をやられている間に事故られないようにと、目の中に虫やらゴミやらが入って目をやられている間に事故られないようにです。
でも…、絶対被った方が良いと思うんですよね。
普段から半ヘルですら恐ろしくて被ってられない身としては、加えて慣れない地での運転と言う事も考えてノーヘルはとてもお勧めしません。
というか、あんな風の中をノーヘルで良く走れますよね。絶対髪の毛ガビガビになるし、唇カッサカサになるし。顔に虫の死骸貼りつくし。

そんなわけで、ちゃんと身なりを整えての出発です。
ワイキキ中心地の大通りには、昨日渋滞に巻き込まれてえらい事になった『嵐コンサート』のノボりが所狭しと飾られています。この時期ならではの貴重な景色。
ですがやっぱり走るとなれば都会よりもっと開けた所の方が気持ちいに決まっています。
と言うわけで、オアフ島をワイキキを起点にして反時計まわりにぐるっと回ってみる事にしました。

ちょっと走ると、直ぐに見えてくるビーチの景色。
この辺りがワイキキビーチになるんでしょうか。

そしてそこからさらにダイヤモンドヘッド方面へ向かってみると、一気にビーチの人の数も減って雰囲気が出てきます。

やがてあっという間に人すら見えない海岸沿いの世界へ。
風を切る熱風。目の覚めるような海の青。埃の混ざった乾いた空気を胸一杯に吸い込んで空を見上げれば、

あるのは抜けるような青空に、真っ白な雲の二つだけ。
こりゃどうしたって気分も乗ってくるってもんです。思わずあのイージーライダーの名曲、『ボーン・トゥ・ビィ・ワイルド』だって口ずさんじゃうってもんなんです。

♪モーターを回すんだ
ハイウェイを目指そう
冒険を探しに
俺たちの道に何があろうとも
Yeah ダーリン、させてやればいいさ
この世界を愛の抱擁で包み込もう
一発でお前の拳銃を撃ち尽くせよ
そして宇宙へぶっとばすんだ♪

♪ボーーンネービーーィィーールゥ♪(by Triumph /英国製)
……、ねえ、何で私たち今ボンネビル乗ってんだろう。

ま、何はともあれツーリング自体は大変好調です。
ワイキキ周辺はともあれ、それ以外は日本の道路事情に比べて破格に道が少ないため、ある意味では迷いにくくて大変便利ですし、一周約200キロという距離も日帰りツーリングしやすい良い距離だと思います(ただし、島の西側は車両進入禁止区域のため正確には島を一周というより半周と言う感じです)。

適度な休憩をはさみつつ、何だかんだで2時間くらいかけて島の反対側あたりまでやってまいりました。
うーんこの辺りになってくると周りの景色が思いっきり『観光地』から『地元民の住居』感が出てきます。電柱がいつの間にか全部木製になっていたりとかね。そして時間的にもお腹的にも、この辺りからお昼ごはんを探し始めていました。

なので次回はノースショア地区辺りでエビを食べる話です。

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