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イタリア旅行13 ガレリアと最後の晩餐 - 2014.06.12 Thu

ルイーニでのおやつっぽいお昼ご飯ごちそうさまでした。
さて次は何処に行きましょう。
前回も言った通り、ミラノの観光スポットはドゥオモで半分ぐらい終わったようなもんです。
なので残りの半分も、せっかくだから回ってみましょう。


ミラノ ガレリア
そんなわけで、ガレリアです。

ガレリア。正確に言えば【Galleria Vittorio Emanuele II(ビットーリオ・エマヌエレ2世のガレリア)】です。
昨日行ったワイナリー、フォンタナフレッダを見学していた時にも出てきましたね、エマヌエレ2世さん(見学の内容はこちら)。
まあ現イタリア建国の父だから色んな所で話を聞くのも当然ですね。
と言うわけでこのガレリアも建国の父を記念して造られた物なんだそうです。建設完了したのは1877年。
今書くついでにウィキペディアで調べてみたら、なんでも東京ディズニーランドのあのアーケードゾーン(=ワールドバザール)はこのガレリアをお手本に作ったとかなんとか書いてあったんですが本当ですか?
あんなアメリカンカルチャーの化身の中に突如現れたイタリア風味。


ミラノ ガレリア
ああ、でも確かに、この中心部分の雰囲気はかなりワールドバザールっぽいですね。

クリスマス辺りにあそこにでっかいツリーがズドンとあってくれたりしたら確かに見間違うかもしれません。

このガレリア、平たく言えばショッピングモールなんですが、ミラノのドゥオモとスカラ座という2大有名建築を結ぶ通りともなっていたりこの建物自体がとんでもなく美しかったりして、訪れる観光客の数はかなりのものです。
そしてモールと言う事もあり、当然ショップやカフェが沢山入っているのですが、そのどれもが大変高級なブランドだったり、ブランド物よりさらにランクの高いオートクチュール系の店だったりするわけなので、ウィンドウショッピングはできても本当のショッピングは中々できない感じになっています。
それならまだカフェとかの方が入りやすいってもんです。

ミラノ ガレリア
この美しい建物を見ながらカフェで一杯ってのも中々オシャレじゃないですか。


そう言えば、このガレリア、美しい建物とお高いショップの他に、もうひとつ見所がありました。


ミラノ ガレリア
それがコレ。

この一角だけ妙に人だかりができているココです。

このガレリアの床は実に見事なモザイクタイルが敷き詰められているんですが、その中の一つに雄牛の姿が描かれている物があります。
この雄牛の大事な部分がめっこりへこんでいるんですが、この窪みに踵を合わせてクルクルとうまく回れると幸せが訪れると言われているんだそうです。
そんなわけでこのモザイクの周りには観光客はもちろん明らかに地元っ子っぽい人たちもワラワラ集まって、我先にと雄牛をグリグリクルクルしています。
・・・・・だれだ、こんな可哀想なジンクスを広めたのは。


ミラノ ガレリア
とは言ったものの、郷に入れば郷に従え。よろこんでクルクル回ってみました。

この雄牛さん、もはやクルクルされ過ぎて大事な所だけモザイクすらも剥がれおちてしまっています。


ミラノガレリア
あまりに劣化が激しいため、ちょくちょく修復作業は行われているんだそうです。

みんなの幸せのために身を呈して頑張る雄牛さん。お疲れ様です。どうか我々にもご利益をばお願いします。


ミラノガレリア
さて、無事クルクル回った事ですし、次のスポットにでも行ってみましょうか。

次ぎなる場所はミラノの中心地からは少し離れた場所。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。
名前を聞いてもそんなにピンとこない教会だと思います。
それもそのはず、この教会自体はさほど知名度があるわけではありません。知名度があるのは、この教会の食堂。の、壁の絵。

ミラノ最後の晩餐
ここに【L'Ultima Cena(ルティマ・チェーナ)】が描かれているのです。
直訳すれば最後の夕食。そうですあのレオナルド・ダ・ビンチの傑作【最後の晩餐】です。

絵画・芸術に疎い人でも何故だか知ってるレオナルド・ダ・ビンチ。そのレオナルドの有名作品二大巨頭と言えば、恐らくあのモナリザと、この最後の晩餐でしょう。
1495年から1498年の間に作り上げられたと言われているこの作品。モナリザと違って修道院の食堂の壁に直描きしてしまったため、こんな知名度の低いちょっと辺ぴな場所の教会に今も昔も鎮座しているのです。


ミラノ最後の晩餐
ちなみに本来のメインであるはずの教会はコッチ。
なんか閉まっていたので中には入れませんでした。

で、この教会、というか食堂にて最後の晩餐を見るにあたり、他の教会や美術館とは大きく異なる点が一つあります。
それはこの絵の見学は完全予約制&時間制限付きだと言う事です。


予約の方法は電話、もしくはオフィシャルサイトでのネット予約の2種類になります(オフィシャルサイトはこちら:http://www.cenacolovinciano.net/
まあ電話での予約は海外料金もかかりますし、なんか怖いですしでやる人は少ないかもしれませんが、
ネット予約でしたら翻訳機とにらめっこをしてえっちらおっちら時間をかけても出来るので、お勧めと言えばお勧めです。
簡単に説明するならホームページを開き、CENACOLO VINCIANO(=最後の晩餐)をクリック→オーディオガイド有りか無しかを選んでacquista(=買う)のボタンを押す→次のページの休館日のお知らせだの料金だのをチラっと確認してacquista(=買う)→カレンダーから自分の行きたい日にちを探してクリック……

とまあこんな感じです。
ただしここで困ってしまうのが、この最後の晩餐はとても人気があるため、予約が非常に取りにくいという事。
現に我々もこの方法で1カ月前には予約を試みたのですが、あいにくその時点で全て予約完売となってしまっていました。
おそるべし、ダ・ビンチ人気。

ミラノ最後の晩餐
なんでも、ネット予約の枠よりも電話予約枠の方が多く取ってあるだとか、当日キャンセルでもしかしたら入れるかもしれないだとか色んな噂があるんですが、
それよりも、各世界の旅行会社達がそれぞれ固定枠を奪ってしまっているため個人では非常に予約が取りにくくなってしまっている現状があるんだそうです。

と言うわけで、日本でも『最後の晩餐 予約』と打てば色んなオプショナルツアーでの予約代行を検索する事が出来ます。
これなら無駄にイタリア語に挑まずに済んで楽ですし、そういう意味ではお勧めです。手数料掛かりますけど。
各言う我々も多少ぶつくさ言いながら、結局何処かの予約代行を使ってようやくチケットを入手する事が出来ました。
それでも2社ぐらい予約完売で断られていた辺り、本当に激戦チケットのようです。
まあ確かに見てみたいですもんね。一回は。


ミラノ 最後の晩餐
と言うわけで、無事入場~~~。


なんですが、
コレだけ苦労して入った食堂、いや元・食堂。展示されているのは基本的に最後の晩餐ただ一点で、しかも15分だか20分だかの時間制限付き。付けて加えてノーフォトプリーズ……。
と、かなり高飛車というか思い切った観覧方法になっています。
果たしてそれだけの苦労をしてまで見るべき物なのか。正直1点しかないなら15分はむしろ持て余すんじゃないだろうか。暇になった時のためにニンテンドー3DSはポッケに入れて行くべきなのだろうか。などと考えていたわけなんですが、
いざその絵画の前でご対面して見れば、そんなしょーも無い考えなど一切立ち消えてしまいました。

これぞ、本物の「すごみ」というべきなのでしょうか。
思い描いていたよりもずっと大きな、バスケットボールのコート分はありそうな石造りの部屋の、正面の壁一面に描かれたあのあまりにも有名な絵画。
キリスト教の知識が大して無い私にとってはどうやら真ん中がイエスっぽいとしか理解できないのですが、そのイエスとそれを囲む男たちの妙にリアルで人間臭い体の曲線には、前知識など必要の無い何か強く惹かれる力がありました。
薄暗い部屋にぼんやり浮かんだ絵の奥には、同じ材質に見える壁が続いていてあたかもこの食堂にまだまだ先があるように見せてくれます。
そんな中で目をそらした次の瞬間に動き出しそうなあの男の指は、一体何処を指しているのだろうか。顔をそむけたこの男の視線の先には何があったのだろうか。そう言えば皿の数は足りているのだろうか。晩餐の割にはとんでもなく卓上が質素だが料理はこれからなのだろうか。何が出てくるのだろうか。美味しいんだろうか。
このシーンは「この中に裏切り者がいる」とイエスが宣言した瞬間らしいのだが、この後この人たちは一体どんなテンションでご飯を食べたらいいもんなんだろうか。別にユダじゃなくても気まずい事この上ないんじゃなかろうか、などなど……。

とにかく一つの絵を見ているだけなのに(質はこの際不問として)頭の中に色んな感情が溢れかえってきます。
そうして今後に続くであろう晩餐の嫌~な雰囲気まで想像しながらボーッと見つめているうちに、気づけばタイムアウトのお知らせが。
来た時と、そして見ている間と同じように無言のまま数十人の見学者たちはゾロゾロ列をなして食堂を後にし、これにて最後の晩餐見学修了です。

ミラノ 最後の晩餐
外に出ると感じる妙なすがすがしさはなんでしょう。達成感でしょうか。


いやあ、見られて良かった。
正直フランスにあるもう一つの有名作、『モナリザ』を見た時には大して感動もせず、自分はあまりダ・ビンチの絵が好みでは無いのだろうかと思っていたのですが、この最後の晩餐は見られて良かったと素直に思えました。
何せ、ココじゃないと見られないですからね。動かせないですし。写真も撮れないですし。



ポスター ダヴィンチ/最後の晩餐 PP-30543ポスター ダヴィンチ/最後の晩餐 PP-30543
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レプリカとかならまあ見られますけど、やっぱり違うんですよ。全然違うんですよ。なんか。


見る前に予約が必要な分ちょっとハードルがありますが、もしミラノに行って買い物とかにさほど用が無いのでしたら、ちょっと頑張ってこの最後の晩餐を見に行っても良いと思います。
正直また見に行きたいかと聞かれれば別にもう良いと答えるかも知れませんが、「一度は見て損は無い」とは言い切れると思います。


※次回はミラノを離れます。
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出版社で仕事をした後イタリアに住み着く。
その後帰国し所帯を持ってからは映像編集の仕事に従事中。
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