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2014-08

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イタリア旅行40 Eataly(イータリー)フィレンツェ店でお昼と買い物と最後の夕飯 - 2014.08.30 Sat

フィレンツェ散歩、終わりました。
街が観光客で混んでまいりました。
そしてお腹もすいてまいりました。
ウッフィツィ美術館を堪能してきた家族とも合流できたので、ここでお昼を食べに行きましょう。


フィレンツェ イータリー
実質最後のお昼はここになりました。【Eataly(イータリー)】です。
本店はトリノにあるらしいこのお店。私がこのお店を知ったのはごくごく最近なんですが、実は日本にもあるらしいですね(参考サイトこちら)。
スカイツリーの中にあるソラマチで見ました。

他にも日本橋三越店とか新宿とか横浜とか…、店舗地のラインナップから見て分かる通り、若干鼻もちならない感じの層をターゲットにしたオシャレ高級路線系スーパーです。
紀伊国屋とか、DEAN & DELUCAとかそっち系の路線です。
気にくわぬ。

ですがこういう高級路線スーパーの食材商品は、ちょっと良いお土産選びに最適だったりします。
タダのパスタも包装がすごい可愛かったり、乾燥キノコとかも缶入りだったり。
見た目は豪華だけどちょっと良いワインとかよりも格安で、しかも軽い。加えて料理が好きな人には最適な観光スポットです。

フィレンツェ イータリー
そしてここにはいくつかのイートイン施設も備わっています。
ここはカウンターのバーみたいな所。
使われるのはもちろん店内でも売っているようなオサレ食材たち。
いつも結構混んでいるとの噂でしたが、早めの時間を狙ってきたため、2階にあるレストラン形式のお店に待つ事なく座れました。良かった。


フィレンツェ イータリー
取りあえず、せっかくだからと知らない種類のビールを頼んでかけつけ一杯。
昨夜肉屋で飽きる程お肉を食べたため、全員肉を避けた料理をそれぞれ注文しました。

フィレンツェ イータリー
そう言えば、最終日になってようやくピザを食べてなかった事を思い出し。ゴルゴンゾーラピザ。

日本の宅配ピザの感覚で言えば、イタリアのピザはフカフカのパンタイプと言うよりはカリカリのクリスピーの方に近いです。
ローマ辺りだとそういったカリカリ系が人気で、ピザの本場&聖地とも言われているナポリ地方では、ピザはあくまで薄くかつ端っこはふっくらと。あの味は今でも忘れません。
そして、ローマ以北ではピザの存在が途端に薄くなる感じがします。どうやらピザは南の食べ物という認識のようです。


フィレンツェ イータリー
他にも面白パスタのトマトソースも頂きました。
味もさることながら、明るく清潔感があってしかも店内も吹き抜けで大変開放的。立地もドゥオモ近くの大通りなので大変便利です。
買い物がてら食べる手軽さもありますし、もし気軽にオシャレランチorディナーを楽しみたいというならお勧めの場所でした。


さて、お昼を食べ終わってからは下の階に戻り、イータリーの食材でお土産探し。
各々特製トマトソースやらリゾットの具材セットとかを買ったりしていましたが、私はこれを買いました。


フィレンツェ
イータリー印のエコバッグ。
驚きの大容量と嬉しいジッパー付きです。
これで近年ビニール袋に2円を取り始めた最寄りのスーパーへも楽々お買い物に行けます。やったね。
このバッグ、実は結構カラーリングも色々あって、正直最初は麻袋のような淡い茶色のやつが一番気に行ってたんですが、

14 イタリア旅行 (1827)_R
残念ながら気に入らなかったのがこの文字の内容。
「私はビニール袋なんて使いませんの」という、わざわざ書かなくても良いような宣言が凄く大きな字で書かれており、若干恥ずかしかったからです。
だって私このバッグ会計に通す時も思わず「袋お願いします」って言いそうだった人間なんですもん。瞬間流石に自分でも「お前はどの面下げて何を買っているんだ」という事に気づいて辞退しましたけど。
まあいいや、これはこれで大事に使おう。


フィレンツェ
その後、散歩も兼ねてフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅付近まで行ってみる。
ここまで来たのなら、もう行く場所は決まっています。フィレンツェサンタ・マリア・ノヴェッラ駅の直ぐ近く、ちょっと入口は分かりにくいですが、その名前は非常に有名。


フィレンツェ
その名も【Officina Profumo-farmaceutica di Santa Maria Novella(オッフィチーナ・プロフーモ・ファルマチア・ディ・サンタ・マリア・ノヴェッラ)】(=サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局)です。


これも、日本では高級百貨店とかに店舗がありますね。
でも日本で買うとすんごい高いです。

フィレンツェ
そしてまあ本店フィレンツェでも高いは高いです。
ですが高いと言っても半額ぐらいにはなっている気がします。昔は3分の一ぐらいの価格だった気もしますが。

フィレンツェ
そんなサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局でお買い物を終えると、休憩ジェラート。
これは取りあえずで適当に食べた所なんですが、フィレンツェで一番有名なお店といったらここでしょう。


フィレンツェ
【Perche' no(ペルケノ)】です。
こことあとGROM(グロム)がフィレンツェの2大巨頭だと思います。ですがグロムは日本にもチェーンが出店しているので、どうせならペルケノの方がお勧めです。我々ももちろん、ここで2回目のジェラートを頂きました。

フィレンツェ
その後、イータリーとは違う大変庶民感溢れる『普通の』スーパーマーケットに入り、自分用のお土産を大量購入。


フィレンツェ
そうこうしている内に、時刻はけっこう良い時間になってまいりました。
本当ならもっと最後のイタリアを味わっておきたかったのですが、そろそろアパートへ帰って荷作りの準備をしなくちゃなりません。しかも、明日は飛行機の関係で朝の5時出発という厳しい状況。しょうがないのでここで早めのお夕飯です。


フィレンツェ
最後の晩餐は場所重視。アパートの直ぐ傍のレストランにしました。

ここは我々が泊まっているシニョーリアアパートメントのオフィスの直ぐ隣。我々が一番最初にオフィスの入り口を見つけられずに尋ねに入ったお店です。
ここ、あまりに散々道を聞かれるからなのか分かりませんが提携を結んでいて、アパートに泊まっている人限定の10%オフクーポンをくれました。

フィレンツェ
その10%クーポンをありがたく使ってのラストバイト。

フィレンツェ
立地がすごい良い癖に、と言うのは失礼かもしれませんが、どれもちゃんと美味しい良いお店でした。

観光スポットのど真ん中には時より物すごい「観光地クオリティ」なお店も隠れていますが今回は正解。こうして目利きの腕も上げて行きたい物です。


フィレンツェ
かなり早めにご飯を食べたとはいえ、店を出たらすでにとっぷり日は暮れています。
美しくライトアップされる宮殿。冷たい石畳の黒。飛び交うイタリア語のざわめき。
それらも全て、今日で最後です。さあ早く帰って地獄のパッキング作業に取り掛からなくては。


フィレンツェ
※次回が恐らく最終回。帰り編です。

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イタリア旅行39 朝のフィレンツェ散歩 - 2014.08.27 Wed

前回のブログで散々っぱらお肉を食べた我々。心からお腹をいっぱいにして、夜も遅くに帰ってきました。


フィレンツェ
レンタカー会社最寄の立体駐車場に帰ってこれたのは、夜もめっきりふけた後。
パンパンのお腹をさすりながらどうやら全員無事に泊まっているアパートまで帰宅するとそのまま就寝。
次の日になればイタリア旅行8日目の朝。翌日早朝には飛行機に乗らなければならないので、実質今日が最終日です。

ここで最後のひと踏ん張りと行きたいところですが、さすがに8日目ともなると相当疲労がたまってきています。今日はフィレンツェ観光と最後のお土産調達巡りがメインというかかなり押さえたスケジュールなので、体の事を考えれば朝の10時くらいまでは寝ていたい。

フィレンツェ
だと言うのに起きたのは朝の7時です。

ああ、寝たいのに。
何でこんな事になってしまったかと言うと、昨日借りたレンタカー。あれをお店まで返しに行かなきゃならないからです。
本当はその日のうちに返すのが一番楽だったのですが、あいにく帰宅時刻には既にお店は閉店。我々が契約した『1日レンタル』は24時間レンタルなため、それより前に返さなきゃならないんです。
なので、姉と二人でこんな早起きをする羽目に。

フィレンツェ
しかしさすがに人がいない。

一大観光都市フィレンツェは、ピーク時には全ての通りが原宿の竹下通りかと思う程混みまくっていたりするのですが、それもこんな時間ともなれば静かなもんです。
見かけるのはジョギングをしている地元っ子や、犬の散歩をしているお爺さん。


フィレンツェ
清々しい朝の空気を吸いながらアルノ川の傍を歩くというのも、それなりにおつかもしれません。

そうおもいながらテクテクあるき、どうにか時間前にレンタカーショップへと到着。


14 イタリア旅行 (1747)_R
返却手続きをして書類を書きこみ、最後に車を指定された位置へと戻せば終了です。
どうもお疲れさまでした。レンタカー楽しかったです。私もそのうちちゃんと限定解除してマニュアル運転も出来るようにしておくべきでしょうか。


フィレンツェ
さあて、それではようやく車も返せたので、今日一番の大仕事はもう終了です。さて、どうしよう。

一応この日は、朝一番でフィレンツェでもっとも有名な美術館のウッフィッツィ美術館の入場予約を取っていました。
ですが取った人数は4名だけ。初めてイタリアに来た時と、二回目に来た時。住み始めてからは遊びに来てくれた友達とそれぞれ見に行ったりしていたため、何だかんだで5,6回は入っているため、流石にもう良いだろうと私1人辞退してしまったんです。


14 イタリア旅行 (1774)_R
ウッフィッツィ美術館はこの広場の角のちょっと向こう。開場してからは常に行列ができてにぎわっているので直ぐに分かると思います。
そして行くたびに凄い行列なので、日にちが決まっていれば予約とかしていくのがお勧めです。

今回私は行きませんでしたが、それは単純にもう沢山見たからであってこの美術館が決してつまらない訳じゃありません。
むしろお勧めです。
フィレンツェを中心として世界規模のムーブメントを巻き起こした【ルネッサンス芸術】の至宝たちが、この美術館にはごまんとあります。
そのどれもが驚く程有名で、大して美術知識の無い私でさえも、「あ、これ美術の便覧で観た事ある」と何度も口に出したくらいです。



ポスター レオナルド ダ ヴィンチ 受胎告知 額装品 アルミ製ベーシックフレーム(ブラック)ポスター レオナルド ダ ヴィンチ 受胎告知 額装品 アルミ製ベーシックフレーム(ブラック)
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レオナルド ダ ヴィンチ

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みんな大好きレオナルド・ダ・ビンチの【受胎告知】があるのもココ。



ポスター サンドロ ボッティチェリ ヴィーナスの誕生ポスター サンドロ ボッティチェリ ヴィーナスの誕生
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サンドロ ボッティチェリ

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あとは【ヴィーナスの誕生】だとか、



サンドロ・ボッティチェリ *春 (プリマベーラ)【ポスター+フレーム】約51x71cm ホワイトサンドロ・ボッティチェリ *春 (プリマベーラ)【ポスター+フレーム】約51x71cm ホワイト
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◆ボッティチェリ

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【プリマヴェーラ~春~】とか。ボッティチェッリの作品が一杯あるのでも有名ですね。

とにかく華やかで美しいタッチの絵が一杯で、美術の心得が無い人にこそお勧めです。


フィレンツェ
でも今回は行かない。もう見たから。

と言うわけで、久しぶりに初心に戻って、1人ぷらぷらフィレンツェの朝を散歩してみる事にしました。
これがなんとも言えず気持ちが良い。
お昼前ぐらいになればあれよあれよと大混雑になってしまう街の中心部付近も、今ならのんびり歩き放題見放題です。


フィレンツェ
有名な高級ブランド、フェラガモの元祖&総本店の前もこんなにスッキリ。


フィレンツェ
ドゥオモの前で客を待つ馬車の馬も、まだお仕事前です。

フィレンツェ
さらにはこんな朝からカフェで一杯やりながら一日をスタートさせる、粋なシニョールの姿も。
朝から粋にスーツを着こなして、かねがね彼らのオシャレ魂には脱帽です。


フィレンツェ
さらには泊まっているアパートの直ぐ近く、メルカート・ヌオーヴォ(新市場)のロッジャ(開廊)にでーんと居座るイノシシさんも、今なら独占し放題。

このイノシシ、地元の愛称が何故か『ポルチェッリーノ』でそれはどう訳しても『子ブタ』なんですが、ま、そうも見えるか。


フィレンツェ
お鼻がテカテカなのは、ここに触ると幸運がやってくるというジンクスからです。

最近ではさらに『口に向かってコインを投げて、それがどうにかこうにかなるとなんか良い事が起こる』みたいなヤツも増えたらしいです。興味ある方は是非どうぞ。

※次回は最後の昼食とお土産巡り。
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イタリア旅行38 ダリオ・チェッキーニのオッフィチーナ・デッラ・ビステッカで謝肉祭 - 2014.08.26 Tue

さて、午後6時半です。お夕飯の時間です。
念願の、わざわざ車を借りてまでこの村まで来た最大の目的地へと今から向かいます。


ダリオチェッキーニ マックダリオ
パンツァーノ村1の肉屋の親父、ダリオ・チェッキーニさんのレストランです。

未だに看板として街に建っている【Mac Dario(マックダリオ)】が店の名前なのか、このでかでかと書かれた【Officina Della Bistecca(オッフィチーナ・デッラ・ビステッカ/=ビーフステーキ事務所)】が店名なのか、自信がない。
多分、オッフィチーナ・デッラ・ビステッカなような気がします。マックダリオはまた別の店の名前なのかも。

そしてなんでここに来るのにレンタカーが必要なのかと言うと、この村には電車が通っていないからです。
でも一応フィレンツェからのバスはあるらしいです。
ただしネット上で時刻表を調べてみれば、どうやらこことフィレンツェを結ぶ終バスはかなり早く、ランチだったらバスでも可能ですがディナーを食べるとなればどうしてもレンタカーが必要となってしまうのです。

また、ここのお店は日本でもそこそこ知名度があり、イタリアのオプショナルツアーを運営しているサイトでここへ行ってご飯を食べようというツアーをいくつか確認しています。
最初は飲兵衛でないとはいえ姉1人にアルコールを与えず、代わりに運転を押しつけるというのも申し訳なかったため、おとなしくこのツアーに参加しようかとも思ったんですが、このツアー、何せ高い。
5人で申し込んだ場合の料金を計算してみたら、割り勘で車を1日レンタルした方が値段が半額ぐらいに押さえられる事が分かり、結局当初の予定通り姉の運転で向かう事が決まったのです。
もしも1人、あるいは2人旅行ぐらいの規模ならツアーでも良いかもしれません。

それとツアーの利点としては予約を代行で取ってくれると言う事。
このお店、世界的に有名な割にはネット予約等を行っておらず、そのくせ相当前から席が埋まってしまうと言われていたため、現地に向かう実に1カ月前にわざわざ日本から国際電話をかけて予約をする羽目になってしまいました。
あの時の電話代いくらだったんだろう……。

なので現地のお店まで左ハンドル車のマニュアル運転&イタリア語での事前電話予約という3重苦と、パッケージツアーの料金を天秤にかけてみて、自分の中で勝った方のやり方でこのお店にたどり着けば良いと思います。
あるいはバスを使ってランチに行くか。

まあでもレンタカー自体は色々便利ですよ。好き勝手な所に行けますし。運転してたの私じゃないですけど。


ダリオチェッキーニ マックダリオ
さあて、じゃあ行きましょうか。

ここのお店はディナーの時間指定を客の自由にはできず、予約をすると『19:00の回か21:00の回か~』というような選択肢が与えられ、その時刻になったら予約をした客がゾロゾロどやどやお店に入り、全員一度にテーブルについて一度に料理を食べ始めるといったスタイルなんだそうです。
なんと言ったら良いんでしょう。『お誕生日会スタイル』?

そして良い意味でも悪い意味でも素朴過ぎる村を見渡し尽くして手持無沙汰全開だった我々。開場時刻と同時に一番乗りでお店へと入りました。


ダリオチェッキーニ マックダリオ
するとまっさきに目に飛び込んできたのはこんな光景。

貴族の集会かはたまた山賊の祭りにでも使われそうな長~いテーブルに、等間隔に置かれた皿やグラス。2リッターは入ってそうなキャンティ地方伝統のフィアスコボトルに詰まっている大量のワインたち。
籠に無造作に盛られた野菜の鮮やかさに目を奪われ、さらにその奥へと歩みを進めると、


ダリオ・チェッキーニ マックダリオ

テーブルの中央にででんと置かれた肉の塊たち。

この大きさ。この厚み。そしてこの量。思わず漫画の世界かと疑ってしまうような光景です。
この肉塊を、午後の7時に召集をかけられたお客数十人で食べつくす予定なんです。

ダリオ・チェッキーニ マックダリオ
ああ、こんな美しいお肉見た事ない……。


そう、ここはもはやパンツァーノ村なんかではありません。ココは肉を崇め、食す聖なる地。たった今から世にも高貴な謝肉祭が始まるのです。


14 イタリア旅行 (1599)_R
時間が来て続々と集まる今回の謝肉祭に集いしメンバーたち。

一つの部屋に、ギュウギュウに詰めて25人~30人といった所でしょうか。もちろん問答無用で全員相席です。
そしてメニューも選べません。

14 イタリア旅行 (1605)_R
今日のコースはこちら。全員が同じ物を同時にワイワイ食べるのです。
まさにお誕生日会感覚。イベント感も満載です。
さらにこのコースメニューを見てみると、流石肉屋のレストラン、清々しいまでに肉以外の料理が存在しません。
最初から卓上に添えられていた野菜たち、アレをお通し変わりにちょいとつまんだら、後は怒涛の肉肉アンド肉です。

ダリオ・チェッキーニ マックダリオ
さあそんなわけで始まりました謝肉祭。一品目は『牛肉のタルタル』。

日本では昨今生牛肉は商品として出せないため、最初から感涙物の貴重な一品です。
赤身の締まったタルタルにきっつい岩塩をまぶして食べる。のっけからワインのお供にベストな味です。


ダリオチェッキーニ マックダリオ
最初のタルタル以降、店のウェイターさんたちはこの長いテーブルの周りを忙しそうに移動しながら、次から次へと肉を運んで来てくれます。


ダリオチェッキーニ マックダリオ
二点目はグリルされた肉。
と言うかこれ以降ずっとグリルされた肉。あらゆる部位のグリルされた肉しか出てきません。
ですがこのセコンドの品として出て来た肉。部位としてはお腹の辺りとか言っていたので、『牛バラ』という事になるんでしょうか。
これが今まで食べた事の無いような肉の味でした。
味と言うか、食感というか舌触りが初体験。まるでシルクを口に含んだのかと思う位、お肉がしっとりとなめらかだったんです。
これはカルチャーショック。
脂身の殆どないその味わいも、確かに肉ばかりのコースの中で言えば軽めの二品目かと思えるような感じでした。

ダリオチェッキーニ マックダリオ
我々が美味しいお肉に我を忘れている間にも、部屋の真ん中では『カマドの神』みたいな大男が、炭がゴウゴウ燃える前に仁王立ちして肉を焼き続けています。
そうです、ここでは肉を焼くその行為さえも神事の一環。
お腹を空かせた30人の老若男女を目の前に、このカマド神は凄い気迫でもって巨大な肉塊と格闘し続けます。


ダリオチェッキーニ マックダリオ
そして焼き上がった肉はすぐさま我々の元へ。

こちらはリブロースとの事。同じ牛の肉なのに、こうして食べ比べると驚くほど味の違いが分かります。
先程のお腹肉に比べてジューシーさもあり、「肉らしい肉の味」といった感じでしょうか。


ダリオチェッキーニ マックダリオ
肉と肉の間にわずかにめぐまれた『トスカーナ豆のオリーブオイルスープ』。
お肉自体の味つけは極めてシンプルなため、一品一品がガッツリしているわけでは無いのですが、それでもこうして野菜を食べるとすっと口がリセットされます。


ダリオチェッキーニ マックダリオ
さらにこちらは炭窯で焼かれたジャガイモ。
これを【Burro di chianti(=キャンティ地方のバター)】をたっぷりつけて召し上がれと言われたのですが、いざその『バター』をもらってびっくり。
それは乳牛から取れたミルクを加工したものではなく、バターのように煮詰めて固めた牛の脂でした。
なるほど……、さすが肉祭り。牛乳なんて邪道です。


ダリオチェッキーニ マックダリオ
なんて肉の合間の休憩を取りながらカマドを見ていたら、カマド神の焼く肉が明らかにクライマックスを匂わせる物に……。

これ、このまま焼くんだ。凄い。一つの塊が広辞苑よりも厚く大きそうです。
この祭りのハイライトが焼き上がって行く景色を眺めながら、すっかり肉に魅せられた客たちのボルテージはどんどん高まっていきます。
するとそこに、サッカーのサポーターが鳴らすようなけたたましいサイレンを鳴り響かせながら登場した男が1人。


14 イタリア旅行 (1663)_R
出た!肉の神、牛の申し子、ダリオ・チェッキーニ!

セルフサービスで手持ちの太鼓やらをドンドコ叩きながら、肉にとりつかれた客人たちに次々サムズアップをビシィッ!と決めて行きます。
神がおこしになられた。この祭事のハイライトも直ぐそこだ。


ダリオチェッキーニ マックダリオ
肉の神の降臨が合図だったのか。とうとう焼き上がった超巨大ステーキがここに誕生。

大男のカマド神はその巨大な塊を両手に持つと、「コレがワシらの誇るビステッカ・アッラ・フィオレンティーナじゃーー!!」と高らかに宣言。
湧きあがる歓声。弾けるフラッシュの波。誰からともなく口をついて出る「肉!肉!肉!」の大合唱。
これを祭りと言わずになんと言おう。
肉を中心に湧きおこるこの一体感。肉汁にまみれたうっとりするようなグルーヴに酔いしれながら、全員で我先にと肉にかぶりつきます。

ダリオチェッキーニ マックダリオ
夢見心地で肉を口に運んでいた父の元へ、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風Tボーンステーキ)のボーンの部分もプレゼントされました。
これがまた切られた肉以上に美味しい所。
巨大な骨を両手で掴んでしゃぶりつくと、なんともジューシーで肉の旨みぎっしりな味を楽しめます。


ダリオチェッキーニ マックダリオ
ああ、美味しい。お腹一杯。こんなに肉を食べ続けたのは初めてだ。


元からこのトスカーナ地方は酪農も盛んで、この地方に来れば夕飯は大体肉料理になるのですが、
とは言えこんな奇妙で刺激的な肉の食べ方をしたのは初めてでした。
全員で着席して全員で肉を食べ、隣の人とワインを回しあってワイワイガヤガヤと騒ぎ立てる。
肉が焼けた事を拳を突き上げて喜ぶなんてそうそうない体験です。

14 イタリア旅行 (1705)_R
長く荒々しい神事はようやく終わりを迎え、デザートはオリーブオイルのケーキで一息入れます。


このディナー、もとい謝肉祭。トスカーナワインをコレだけ飲んで肉をコレだけ食べて(写真は一口サイズずつですが、アレが何度も来ます。ストップ掛けるまで止まりません)、それでお値段50ユーロ。
ワインの美味さ、肉の品質、種類、ボリューム。そして何よりアトラクションばりにドラマティックな肉の世界の中での食事…と考えれば、個人的には相当破格だと思います。
我が父なんかは「殆どタダみたいなもんだ!」と叫んだ程です。


14 イタリア旅行 (1716)_R
立地条件の悪さ、予約の取りにくさが相当なネックではありますが、それをもって余りある程、ここでのディナーは価値があると思います。

皆さんもぜひ、フィレンツェおよびトスカーナ州の何処かに来た際には、ここでのディナーにチャレンジしてみても良いんではないでしょうか。


p.s.
最後に一つ、チェッキーニ氏の前衛的過ぎるオブジェたちは村の周りだけではなく店の中にもありました。
ダリオチェッキーニ マックダリオ
中でも一番度肝を抜いたのは、『肉色』のタイルを敷き詰められたトイレの上部に飾られた、チェッキーニ氏のモザイクアート。


ダリオチェッキーニ マックダリオ
「赤身を称えよ。脂身を褒めよ(by肉の神)」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Officina Della Bistecca(オッフィチーナ・デッラ・ビステッカ)/あるいはMAC DARIO(マックダリオ)
住所 Via XX Luglio, 11, Panzano in Chianti Firenze,Italia
電話番号 +39 055 852020
http://www.dariocecchini.com/home/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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イタリア旅行37 パンツィアーノ・イン・キャンティと肉屋巡り - 2014.08.22 Fri

日本人が知っているイタリアの街や村なんて数える程度のもんですが、イタリア生まれのイタリア人に聞いても「何処そこ?」と返ってきてしまったそんな知名度の無い村。
【Panzano in chianti(パンツァーノ・イン・キャンティ)】へやって来ました。


パンツァーノ ダリオ
この村へ入る手段はバスと車の二択のみ。電車は通っていません。

この村、何せ情報が乏しいのでアレなんですが、位置としては『イン・キャンティ』なだけあって、あのワインでおなじみキャンティ地方の一部です。
だから名産は多分ワイン。
それと、実は近年もう一つ名産が出来て、今回それのためだけにこうして車でやってきたのです。


パンツァーノ ダリオ
それがこれ。

お肉。

そう、無名な村の小さな広場のすぐそばに突然現れるこのオブジェ。
イタリア人は全員美的センスがあると思っていたんですがどうやらそれは間違いだった気がしてくる、そんなキモグロいオブジェを村のあちこちに勝手に飾り立てているのが、今日の目的地。この村一のお肉屋さんです。

パンツァーノ ダリオ
【Antica macelleria cecchini(アンティーカ・マチェレリア・チェッキーニ)】=【老舗精肉店・チェッキーニ屋】といった感じの店名。


入口からしてこんな大きさという、言っちゃ何ですが極小店舗です。
ですがここのお店がパンツィアーノ村ほぼ唯一にして最大の有名スポットであり観光地。ここの肉が、と言うかここの肉を愛して止まない肉屋の店長、ダリオ・チェッキーニさんが、店の外の通路に飾られたアレな感じのモニュメントたちからもうっすら感じられるとおりのパンクで前衛的気味なお肉のプロデューサーとして有名なんです。


私がこの人を知ったのは、確か8年とか9年前。
日本でもかなり大変な事になった狂牛病と口蹄疫の影響で、イタリアで骨付き肉を食べる事が禁止になってしまった時、このお肉を愛して止まないチェッキーニさんが『愛するTボーンを棺に入れて葬式を上げている』という映像をニュースか何かで見たのがきっかけです。

アレから数年……。もちろんそんなニュースの面白映像なんぞすっぱり忘れていたんですが、

パンツァーノ ダリオ
店の横に埋め込まれたこの『墓石』を見て急に思い出しました。
そうか、あの変な事やってた変な人、それがチェッキーニさんだったんだ。
数年前から既にあんな感じの人だったんだ。


そんなわけで元はと言えばただのお肉屋さんだったチェッキーニ屋ですが、そのうち自分たちで卸した肉を美味しく食べてもらおうと料理店をオープンさせ、今じゃ連日連夜大繁盛なんだそうです。
我々もそのお店のディナーのために来たわけなんですが、予約時刻まで4,50分はあるので、取りあえず元祖の肉屋に入ってみる事に。

パンツァーノ ダリオ
したらば入ってすぐの所でカルディのコーヒー感覚で渡されたグラスワイン。

かけつけ一杯とはこの事か。
どうやらここではワイン片手にチビチビやりながら、牛や豚の部位を眺めてうっとりするのがマナーの様子。


パンツァーノ ダリオ
「お通し」的なパテやオリーブオイルもパンに漬けて食べ放題です。

流石キャンティ地方。適当に渡されたこのワインですら当たり前に美味しいです。
しかも牛の脂で作ったパテも美味しければ、オリーブオイルに『特製クレイジーソルト』らしき物を混ぜたやつもこれまた堪らなく、頂いたワインもスイスイ進みます。
ああ、運転するから飲めない姉可哀想に。彼女がお酒自体にさほど興味が無くて本当に良かった。私なら無理だ。帰りはタクシーだ。

まだレストランにも入っていない時点でこれだけの物を頂いちゃって、思わず気分も盛り上がります。
ここで酒とお店のテンションに身を任せたら、確かに牛の肉の一切れぐらい記念に買ってしまいそうです。
商売上手め。
ただし我々の場合幸か不幸か肉を持って海を渡る事は禁じられているため、うっかり塊肉1キロの出費とかにならずに済みました。
その代り特製合わせ塩や自家製マスタードの小瓶は買ったりしましたが。


パンツァーノ ダリオ
そしてお会計時に発見。この方が何を隠そうダリオ・チェッキーニさんです。

自称『肉の神』。『赤身とサシの伝道師』。『肉を愛して三千里』。
まあそんなことは流石に自分で言ってないかもしれませんが、とにかくこの人がこの村一番の有名人で肉屋のボス、レストランのオーナー兼外のオブジェで素朴な村の風景をアレにしてしまっている張本人なんです。
まさか普通に店番しているとは。
このチェッキーニさんとは後ほど夕食時に再び遭遇するのですが、取りあえず今はお会計を済ませ、一度このお店から退散します。


パンツァーノ
そして夕飯までは自由時間。

さて、どうしましょうか。
言っちゃ何ですが、この村4,50分も何処か他で潰せる場所があるようには見えません。
いくらイタリアが世界有数の世界遺産の産地だとは言え、流石に何の遺産にも登録されていない村も当然あります。


パンツァーノ
旧市街の『大』通りをテクテク歩いてみても、散歩コースとしては素敵ですが特に何かがあるわけでも無し。

取りあえずようやく見つけた工具店兼お土産屋みたいな良く分からない所に入り、お土産の物色ついでに何か見物は無いかと聞いてみると、お店のお兄さんは旧道の坂を登りきった所に建つ村一番の教会を教えてくれました。


パンツァーノ
それがこちら。通りと同じくコンパクトですが、可愛らしくて素敵でした。


パンツァーノ ダリオ
さらにその脇を抜けると『村の外』を一望できると言われたので言ってみると、


パンツァーノ
見えて来たのは美しいキャンティの田園風景です。
先程駆けつけで頂いたあのワインも、この辺りの何処かで摘まれたブドウだったのだろうか。

村としては全く観光地ではないため、悪く言えば「平凡」なパンツィアーノ村ですが、大都市や有名観光地にはない『人の住んでる空気』というか、『イタリアの飾らない日常』を垣間見れると言う点は旅行者にとって面白いかもしれません。


パンツィアーノ
まあこの景色が日常と言うのは随分ずるい気がしますが……。


P.S.
次回はいよいよダリオ・チェッキーニの店で肉祭りです。
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イタリア旅行36 アレッツオからキャンティ街道を通り、パンツィアーノへ - 2014.08.19 Tue

アレッツォ
アレッツォでの骨董市巡り、無事終了いたしました。

いやあ楽しかった。月に一度しかない骨董市に巡り合えたなんて随分お得な体験ですね。
物すごい寒かったですけどね。あとウロウロと2時間近く石畳を歩き続けたので流石に足も痛くなってきました。


アレッツォ
なので足の休憩と体を温める目的で街中のカフェへ。

こちらのカフェ、中世城下町の景色を今に残すアレッツォ内に置いてはかなり新しそうなお店で、内装も日本にありそうなくらいモダンでした。
欲を言えばせっかくこういう場所ですし、古めかしい「いかにも」な所に入りたかったのですが、そんな余裕のある事言ってられないくらい寒くて疲れていたのでおとなしくココに決定。


アレッツォ
王道のカフェエスプレッソ、カプチーノ辺りはもちろんですが、その他色んな種類のコーヒーを選べる今どきなお店でした。

しかも丁度骨董市終わり頃のみんなが一息入れたくなる時間だったため、カフェ内は大混雑。
カウンターのあらゆる所から飛び交う注文を女性店員さん二人がめまぐるしく動いて捌き切っていてお見事でした。あんだけ色々種類あるのにお客さんの注文全部覚えているとは素晴らしい。
コーヒーだけにとどまらず、紅茶や日本茶なんかも相当種類あると言うのに。

アレッツォ

寒さを癒すために暖かい物をたっぷり取りたかったため、私が選んだのは『クキ茶』。
ああ、お腹に優しそうな味と暖かさが嬉しい……。

で、
念願の骨董市巡りが無事終了したため、我々これからアレッツォを出る予定です。
せっかく初めての街に来たのに街自体の観光をせずに終わってしまったのですが、
まあこの街の両脇を占拠している骨董市用の仮設テントたちは今日一日居座るでしょうし、となるとあんまり歩いても街本来の姿ってのは見えにくいでしょう。
あと雨降ってるし。

14 イタリア旅行 (1462)_R
一応表通りで開いていた食料品屋さんとかは覗いてみました。
うーんとは言え既にワインも免税内ギリギリなのでこれ以上買い足せない……。

まあ、そんなわけなのでアレッツォに関してはこれで良しとしましょう。

アレッツォ
それではレンタカーに乗って再び移動です。
姉が。我々は乗ってるだけ。マニュアル免許ご苦労様です。

アレッツォ
せめてお役にたてればと音声ナビを読み上げながら助手席に座っていると、景色は一面ブドウ畑ゾーンへ。
フィレンツェからアレッツォまでは高速道路を使って移動したのですが、ここから先はそんな大きな道路なんか通っていないため、ひたすら畑か森か野原の中を車は走っていきます。


アレッツォ
途中で名前もしらない小さな村を抜けてみたり。

『集落』という言葉が未だしっくりくるぐらい、イタリアの各街は丘の上にぎゅっと固まって存在していて『街』と『街じゃない』部分の境目が相当はっきりしています。
それはまるで、ドラクエのような昔のRPGのマップさながら。この都市形態は日本ではそうそう味わえないため、車などで巡りながらそんな景色を眺めるのもかなり面白いです。

アレッツォ
街の建物があるゾーンの向かいから丘の果てまで続くのは、一面のブドウ畑。

そうここはトスカーナ・キャンティ。
北から南までまんべんなくブドウの産地があるイタリアですが、その中でもトスカーナのワインは遠く日本にまでその名が届く程に有名です。しかもその中のキャンティとくればイタリアワイン界の大手。


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このでっぷりとした丸瓶とそれを包む藁で有名なフィアスコボトルに入ったキャンティワイン。イタリア土産の定番の一つじゃないでしょうか。

そんなわけなんで、このキャンティ地方はとにかくワイン生産で有名。
我々が何の気なしに走っているこの国道も、別名【キャンティ街道】と呼ばれたりしていて、各ワイン農家が自分の農地の前に直売所を構えていたりするワイン好きにはたまらない場所なんです。


キャンティ街道
そしてブドウ畑を臨む景色のまあ綺麗な事。

トスカーナの特徴である『緩やかな丘の連続』で作られた地形の上に列をなして佇むブドウの木々。
こんな所をブイブイ飛ばしてしまうのはあまりにも勿体無い。思わずのんびりゆったり、鼻歌でも出てきそうな速度で外の景色を楽しんでしまいます。


キャンティ街道
雲行きはまだ怪しいですが、取りあえず雨も止んだ様子。

綺麗なブドウ畑と優雅な傾斜の丘。その合間に見える赤レンガの家をうっとり眺めながら、車は北西へと進みます。
目的地まではもう少し。
アレッツォよりはフィレンツェ寄りな、とは言え電車も通って無いためアレッツォ以上に行きにくい場所。
日本のどのガイドブックにも載っていない。まさに『名もなき村』。
1時間半程かけてどうにかたどり着きました。


キャンティ街道
【Panzano In Chianti(パンツァーノ・イン・キャンティ)】です。

ここが、今日の旅のハイライト。
電車が来ないここに行きたいがために今日はレンタカーを借り、1人しか運転できないマニュアルカ―で慣れない右車線運転を強いられながらやって来たのです。
アレッツォは飾りなのです。
嘘ですそんな事ないです。でも正直メインは断然コッチです。
一体こんな所に何をしに来たのかと言うと、


14 イタリア旅行 (1505)_R
夕飯を食べに来たんです。

わざわざレンタカーまで借りて。
我ながら凄い執念だ。

※パンツァーノの村の紹介と夕飯の内容は次回。


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イタリア旅行35 アレッツォでアンティーク市巡り - 2014.08.15 Fri


レンタカーに乗ってアレッツォまでやってきました。
フィレンツェもあるトスカーナ州の街アレッツォ。
キャンティのブランドでも有名なワイン産地。
そんなアレッツォで今日は月に2度の骨董市が開催されています。
なので早速見てみましょう。

アレッツォ 骨董市
旧市街ゾーンはご覧の通りの趣きたっぷりの素敵な所です。
ここの何処で骨董市が開催されているのかと言うと、中心となる広場とそこから伸びる通りの両脇です。
普通の民家の前に簡易のテントと折りたたみテーブルが並べられ、


アレッツォ 骨董市
そこにディスプレイなんだか放り出しただけなんだか分からないような形で商品が並んでいます。

売っている商品のラインナップは『古そう』という事以外はかなり自由。
またお店ごとに系統もかなり違います。

アレッツォ 骨董市
実家のお婆ちゃん家のドレッサーから見つけて来たみたいなフリマ感覚のラインナップもあれば、


アレッツォ 骨董市
かなり業者っぽい感じの所もあったり、


アレッツォ 骨董市
はたまたコレはちゃんと売ってるのか。何処かで拾ってきたのか。何処で拾ってきたのか。売っちゃっても良い物なのか。
と色んな不安がよぎる物もあったりとかなり個性的です。

アレッツォ 骨董市
旧市街の殆どの通りに渡って立ち並ぶテントの列。
歩いて回れる程度の距離ではありますが、細い道にまでフラフラ骨董目指して歩いていると、うっかり迷子になってしまいそうです。


アレッツォ 骨董市
あいにくの雨なため、人の数はわりとまばらでじっくりのんびり見る事ができました。

しかしその雨のせいで足元が悪いのも事実。坂の多い石畳はかなり足を取られますし、傘をさしたままだと写真も撮りにくい。


14 イタリア旅行 (1420)_R
加えてこの日は旅行中一番の寒さでした。

この誰かが連れて来たらしいワンちゃんも、ずっとうんざりした顔で細かく震え続けていたくらいの寒波。
もう夏の手前だというのに。
道行く人の肌にすり寄って暖を取っていた彼と同じくらいホッカイロ、あるいはマフラーかセーターか何かが欲しくて仕方のない私。
つくづく今回は持ってくる洋服のチョイスを失敗してしまいました。


アレッツォ 骨董市
また今日は街中のテントが乱立していて本来の景色が分かりにくい感じですが、たぶん何もない状態のこの街をふらふら散歩するだけでもかなり見応えがありそうです。

この中心地となる広場も、確か前回のブログでも言った『ライフイズビューティフル』のロケ地ですし。



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この自転車に三人乗りして坂道をかけ下る辺りのシーンです。

いやあ実に美しい。


アレッツォ 骨董市
その後も雨の中歩き続けて恐らく骨董市のお店は全部制覇出来たと思います。
本当に映画の世界とかでしか見た事の無いような、それどころかファンタジーの世界のグッズにしか見えないような物までが、昔のコカコーラの空き瓶なんかと一緒になってゴロゴロ転がっていました。

あいにく『骨董』ですので「お土産に最適!」という物でも無ければトランクケースに詰め込める耐久性もかなり心もとない物ばかりです。
何より「実用的」のじの字もありません。
そんなわけなので、結構長い時間それぞれ歩き回った割には、みんな50セントの古いポストカードやら凸版印刷時代の企業ロゴの小さな金型(つまりスタンプ)を2,3個だとか、せいぜいそんなもんしか買いませんでした。
でもいいんです。この市の一番のウリは、なんと言っても本場の本気の骨董を眺めてまわる事なんですから。


アレッツォ 骨董市
一カ月に2回だけと極めてチャンスは少ないですが、もしタイミングがあれば足をのばしてみてはいかがでしょうか。

開催時期は、毎月第一日曜日とその前日の土曜日
変動があるかもしれないので、こちらの公式サイトの左下にあるカレンダーを見て確認してみてください。

※次回はアレッツォでお茶してから再びレンタカー移動。
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イタリア旅行34 アレッツォのアンティーク市へ行ってみよう - 2014.08.12 Tue

イタリアで初めてレンタカーを借りて、フィレンツェを飛び出し国道を南にえっちらおっちら大移動です。


レンタカー
目的地はこちら、【Arezzo(アレッツォ)】です。

フィレンツェやジェノバに比べたらそんなに知名度は無いかもしれないアレッツォ。
フィレンツェと同じトスカーナ州にある県で、街の規模も人の数もトスカーナ州内中真ん中ぐらい。
栄え過ぎてもなく、寂れてもなく、昔ながらの中世イタリアの景色を今に残す非常に美しい場所です。

この街を一番有名にしたのは、近年で言えばライフイズビューティフルじゃないでしょうか。


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その年のカンヌやトロント、アカデミー賞なんかを根こそぎもぎ取っていった名作。

この映画の舞台として使われたのがこのアレッツォです。
監督・脚本・主演・その他諸々を1人でこなすマルチコメディアンのロベルトベニーニさんの生まれがこの近所と言う事もあったようですが、つまりはそんな映画撮影にうってつけな程の魅力ある街と言う事なんです。

そこに今回行ってみる事にしました。

日本と違う左ハンドル右車線、その上マニュアル車だから右手ギアチェンという三重の試練を、家族唯一のマニュアル車慣れしている姉に全て押しつけての初めてドライブは何だかんだありながらも思いの外順調で、予定の時間通りにアレッツォの街の中心部までやってきました。

アレッツォ
が、問題はココから。

カーナビオプションの無い車を選んでしまったため、街については見たものの駐車場の在り処が分からず、一体何処にこの車を停めればいいのか分かりません。
しかも今までの(街灯は無いけど)広くて快適だった国道とは違い、街に入った途端道幅は思いっきりせまくなります。
未だ中世時代の建物が現役で建ち続けているイタリアだから当然なんですが、そんなわけでイタリアの街(旧市街地区)の中に住んでいる限り、車付きの家なんてのは現実的に不可能です。
なので大体どの街でも旧市街の外あたりに市営の大型駐車場があったりして、そこに住んでいる人も観光に来た人も停めるというのが定番のようです。

でも、その駐車場が何処にあるか分からない。
困った我々、取りあえず街の外周の大通りをぐるりと回って駐車場を探し、それでも無かったら少し離れた街の駅まで行ってそこで聞いてみようと思ったのですが、どうにか自力で公共駐車場へとたどり着く事ができ、無事に駐車も成功。


アレッツォ
いやあ良かった良かった。

旧市街の中心地からは少し離れてしまいましたが徒歩圏内だったので全然OKです。さあ向かいましょう。


アレッツォ
この辺りが『旧市街の外周』の景色です。
まばらな人の流れから中心地への道を巧みtに感じ取り、歩みを進める事5分少々で目的の旧市街辺りに到着しました。

で、
そもそもなんでこの街アレッツォにわざわざ慣れない車を飛ばしてまで来たのかと言いますと、
まあ一番の目的はこの後夜に行きたい場所が電車の無い所だからなんですが、そのついでに昼間もどこかへ行ってみようと言う事になり、
せっかくだから電車じゃ行きにくい所が良いと言う事になり、
フィレンツェからふらっと行けて電車じゃちょっと行きにくく、そして我々が行った事のない場所。それがアレッツォだった、のと、
何より興味を持ったのが、丁度この日がアレッツォで行われる【アレッツォの骨董市】だったからという点です。


アレッツォ
なんでもココの骨董市はヨーロッパ最大級とも言われているんだそうです。

イタリアでは各街ごとに週一で食材・日曜品市が開催されたりするのが常なんですが、古い街では月一感覚で骨董市も開催されたりするんです。


IMGP7724.jpg
これはシエナで月一開催されていた骨董市での写真。


住んでる街からして骨董感満載なお国なだけあって、とにかく並んでいる商品全てが世界史の資料集に出てきそうな品々のオンパレード。見ているだけでなんだかワクワクしてしまいます。

そんなアンティークの市のヨーロッパ最大規模が折しもこの日にココで行われる。それがアレッツォへ行く事を決めた一番の理由でした。


一応、フィレンツェでもそういった骨董市は開かれているんですが、あいにく日にちがかぶらずに断念。
この際普通の朝市的な物でもいいから何処かのに行きたいと思っていたんですが、無駄に街を移動しまくる旅のスケジュールの中で網の絵目を縫うようにどの街のどの市にも巡り合えなかったため、こうして遠出するまでになってしまったんです。

14 イタリア旅行 (1352)_R
ま、とは言えもちろん楽しみです。

それでは旧市街へ行ってみましょう。
※長くなりそうなんで続きます。

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イタリア旅行33 イタリアでレンタカーを運転しよう - 2014.08.08 Fri

イタリアにきて7日目の朝になりました。

おはようございます。
昨日からずっとシトシト降り続いている雨なんですが、


フィレンツェ
残念ながら一夜明けてもまだ降っています。

でも雨量としては随分少なくなったかも。
もちろん晴れて欲しかったんですが、まあこのさいしょうがない。ではさっそく今日もお出かけしましょう。

一つ前のジェノバに滞在していた時も、結局朝から晩までジェノバ以外の場所で観光していたのですが、今日もそんな感じの日程になっています。
でも今回は電車は使いません。代わりにレンタカーを使用します。そうです、何を隠そう我々、今回人生初めてのドライブinイタリアを決行しようとしているのです。


CIMG7906_R.jpg
バイクとスクーターならあるんですけどね。
でも車は初めて。
はてさて一体どうなることやら。


フィレンツェ
ひとまず、既に予約済みの車を受け取りにレンタカー会社へと向かいます。
日本でも大手のレンタカー屋さんならウェブサイトから予約ができるので楽ちんですね。
もちろん日本語ですし。ガイドに従ってちゃちゃっとクリックすれば予約は完了。あとはバウチャー的な物をプリントアウトして当日受付に見せればOKです。


フィレンツェ
今回使用したレンタカー屋さんはHertz
有名店ですね。保障とかサービスとか考えても大手の方が何かと良いかもしれません。

ただここで予約した車なんですが、確か当初の予約で出した希望は『ボルボの5人乗りオートマ車』だったのですが、予約完了後に『車種が変わってフォルクスワーゲンのマニュアル車になっちゃいました』との報告が入り、


フィレンツェ
実際来てみたらフィアットになっていました。


………。
ま、こんなもんでしょ。
全然予想の範囲内。車だと言う部分はブレ無かったからむしろ褒めるべきです。

フィレンツェ
すいません褒めるべきは言いすぎです。

とは言え一応最初はオートマ車を希望していましたが、これが通らなかったのは予想の範囲内。
イタリアにいる限りオートマ車に巡り合える事なんてまずないと思います。
それぐらいイタリア人はマニュアル派です。
自家用車でもタクシーでもとにかくマニュアル。オートマなのはスクーターくらいしかないんじゃないかと言う位マニュアルなんです。
なので「イタリアで車を運転したい=マニュアル車を運転する」というくらいの覚悟が必要です。


フィレンツェ
じゃあそんなマニュアルのフィアットに乗ってレッツゴー。


海外で車を運転する場合、日本の免許では通用しないので『国際免許証』を申請して取っておく必要があります(取り方はこんな感じ)。

これ自体はしかるべき所に行ってお金さえ払えば直ぐに発行してもらえます。有効期限は1年です。
そして今回この旅行のために国際免許を取っておいたのは私と姉の二人だけ。
なので今日は二人で交代しながら目的地に向かう予定だったんですが……。
予約後に発覚した「マニュアル車への変更」によって免許を『オートマ限定』でしか取っていない私は事実上車を運転できない事に。


フィレンツェ
かくして日本で日常的にマニュアル車を乗りまわしている姉が一人ぼっちで運転する事が決定いたしました。

戦力になれなくてすいません。
だってもうマニュアル車なんてこのご時世動かすもんじゃないと思っていたんですもの。
いまどきマニュアルなんてスーパーカーとかスポーツカーとか買わない限り無いと思っていたんですもの。


フィレンツェ
ただし、国際的に言えば免許をオートマかマニュアルかで分けている所なんてないので、一応私もこのマニュアル車を運転は可能です。


ですが可能って言われたって肝心の私が動かし方を知らないんだからどうしようもない。
バイクはマニュアル操作なので『クラッチ・ギア』の概念は分かっています。ですがバイクでは『クラッチが右手、ギアが左足』だったのに対し、車は『クラッチが左足、ギアが左手』と来たもんです。
もう書いてるだけでなんか混乱してきます。
当然一発本番なんてやれるわけがありません。
と言うわけで私は助手席でナビゲーションに徹する事になりました。


レンタカー
常に携帯電話のGPS画面を握りしめながらのガイドです。

レンタカーだとカーナビは基本オプションになるのですが、これを付けるだけで結構値段が変わってしまうので今回は遠慮しました。
まあ実際乗ってみてやっぱりあれば良かったなと何度も思ったのですが、代わりに役に立ったのがこのGPS機能です。


このナビアプリ、携帯電話に最初から付いていた機能なんですが、一度ネット環境のある所で出発地点と到着地点の設定をしてルートを検出しておけば、その後はネット回線を切っていてもキャッシュで作動してくれる実にありがたい機能でした。
どうやらGPSには通信料はかからない様子。
今回市内のレストランに行くときも『ホテル内のwifiで目的地検索→GPSを使ってナビ』というこの機能を使ってずいぶんと助けられました。
いやあ便利な世の中になったものだ。

とは言え、リアルタイム検索はしていないため、ちょっとでも指定されたルートを外れるとルート修正はしてくれず、ひたすら『引き返せ、引き返せ』としか言ってくれないのがたまにきず。
まあそれでも随分優秀ですけどね。恐らくコレが無かったらたどり着けていないですもん。私地図読めないタイプだし。


それとイタリアの交通事情ですが、個人的感想では結構良い方だと思っています。
よく「ヨーロッパ人がイタ車を見たら逃げる」と言われていますが、まあ確かに平均時速はやたら速いです。


14 イタリア旅行 (1343)_R
高速道路ではこの速度でもバンバン抜かれてびっくりします。

その上右手にジェラート左手に携帯で誰かと話しをながら普通に運転しますし、長距離バスに乗ったらドライバーがメールをしながら高速を運転する姿を見た時は「どうかしてる」と思ったもんです。

ですが意外にも常識的な車間距離は保たれ、歩行者は常に最優先。たとえ走りが遅くても追い越し車線にいない限りはけして煽ってこない。と、実際道に出て運転してみると案外秩序が保たれていると感じます。
少なくとも、大阪・京都近辺をマニュアル車でブイブイ言わせている姉の感想としては、「大阪よりよっぽど良い」だそうです。
どんだけなんだろう……。大阪。
たとえマニュアル車でも好き好んで乗りに行きたくはないな。


レンタカー
さらに実際走って思うのは、思いの外快適な道路事情。

イタリアのガソリンは日本と同じか少し高いくらいなんですが、高速道路はかなり安く、ハイウェイっぽいのにタダな箇所も結構あります。
路面だって結構綺麗ですし車幅もあって走りやすい。
高い高速料金を払わされる日本と比べて随分恵まれた環境じゃないかと思います。


フィレンツェ
ただし、街灯が一本も無い。


……いや、やっぱ日本の方がいいや。夜怖い。

※次回で目的地へと到着します。
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イタリア旅行32 フィレンツェさんぽとTrattoria Cibreoで夕飯 - 2014.08.05 Tue

フィレンツェでの滞在先にようやく腰を落ち着けて、時刻は午後の2時ごろです。
電車移動中にお昼を逃してしまっていたのですが、こんなこともあろうかと朝ごはんのビュッフェを嫌という程食べておいたので、全員お腹は大丈夫です。


フィレンツェ
アパートの窓からの景色。

良く分からないと思いますが、向こうに見えているのが【Mercato nuovo(メルカートヌオーボ=新市場)】です。
あのお鼻を触ると良い事があるというイノシシの像がある所です。
そして道の反対をむけばその先にはヴェッキオ宮殿があったりする、ここは本当に街の中心地です。
お陰で各地へのアクセスも実に良好。
これもアパート借りの利点でしょうかね。エレベーターの無い5階までトランク持って上がらなきゃならないと知った時には一瞬だけ選んだ事を後悔したんですけどね。


フィレンツェ
結果的にそのトランクたちも管理係のお兄さんが運んでくれましたし。
5階まで。5個も。チップはずんどきました。


さて、と言うわけでお夕飯まで暇と言えば暇な我々。せっかくなのでフィレンツェを散歩して見る事にしました。


フィレンツェ
『花の都』と歌われるだけあって、フィレンツェのドゥオモは淡い花びらのようなピンク色で可愛らしいです。

ここフィレンツェの名所と言えば、このドゥオモとポンテヴェッキオ、ウッフィッツィ美術館辺りが3大有名所でしょうか。
それに加えて星の数程あるブランド店やブランド本店。見るべき物はいっぱいです。


フィレンツェ
が、折しもの雨で正直あんまり歩きたくない。
傘をさしながらだと景色を見て回るのもちょっと骨が折れますしね。


フィレンツェ
なのでお目当てのキッチン道具屋さんに入って取りあえずお買い物。

イタリアのデザイン商品はあらゆるジャンルで幅を利かせていますが、特にキッチン用品に関しては相当有名なんじゃないでしょうか。
王道のアレッシーとかもイタリアですしね。
そのほかにもポップでカラフルなアイテムがわんさかあります。

14 イタリア旅行 (1294)_R
ごつ可愛い系の中ではコレが一番欲しかったです。無駄に場所を取るエスプレッソマシーン。
ちょっとスチームパンク入ってる感じがとってもツボでした。しかしかさばる上に半端なく重かったので当然購入不可。


フィレンツェ
他にもアレッシーの犬用水皿とかも凄い可愛かった。
これ、もし使っている人がいたらそこのお宅の犬は私よりも良い食器でご飯を食べてると言う事になるのか……。
まあでも可愛い。


フィレンツェ
さらに、近くにあったエノテカ(ワイン専門店みたいな所)でお土産用のワインを数本選んで購入すれば、意外とあっという間に時刻はお夕飯時になっていました。

今回行ったところは、【Trattoria CIBREO(トラットリアチブレロ)】

フィレンツェ
こっちの写真のはリストランテの方です。トラットリアチブレロはここの角を曲がったお隣。


雑誌にも載るような有名店なのはこっちのリストランテの方で、こちらは『高い・美味い・予約が取れない』の三拍子がそろった高級路線。対して我々が今回行った方はリストランテの格下(カジュアル路線?)を意味するトラットリアを冠した『安い・美味い・予約を取らない』でおなじみの店なのです。


フィレンツェ
予約を取らないと言う事は早い物勝ちと言う事。
なのでお昼も食べていないのを良い事に開店と同時に突撃、無事席をゲットしました。



フィレンツェ
出てくる料理はトスカーナらしい豪華肉攻めラインナップ。
トラットリアにしてはちょっとお高め、でもリストランテとほぼ同じ料理を食べられると思えばリーズナブル。そんなコンセプトのお店でした。
カジュアルダウン店なため、店の机や椅子も簡素ですがそれがまたフィレンツェの下町感が出ていいのかも。


フィレンツェ
出てくる料理も美味しかったです。


が、一つだけ、あえて一つだけ難点を上げるとすれば、ここには私がイタリアで食事した中で初めて日本人のウェイトレスさんがいらっしゃったんですが(コックさんはいっぱい知っていたんですが)、この人がもの凄かったです。良くも悪くも。
良い部分は今ちょっと思い浮かばないんですが、とにかく「イタリアで暮らすのって多分色々大変なんだろうなあ」と思わせるような『すれちゃったオーラ』をとても肌身に感じる事が出来ました。


フィレンツェ
そんなわけでデザートは省略して退散。アパート近くのチョコレート屋さんのクレープを食べる。

接客って本当に大事ですね。あの人も今日一日だけ「何かの喪に服している」だけで明日以降は普通のウェイトレスさんでありますように。
もしそうなら日本語対応で注文できるので、イタリア語が分からなくても大丈夫な良いお店だと思います。

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イタリア旅行31 フィレンツェのアパートに泊まる - 2014.08.02 Sat

ジェノバの豪雨散歩が無事終わりました。
酷い目に会った。タダでさえ気温が低いのに体が濡れてより一層の肌寒さを覚えます。


フィレンツェ
しかし街並みはやっぱり綺麗でした。

欲を言えば晴れた日にトコトコ歩きたかったのですが、まあこれはこれ。ホテルに戻って荷物を引き取ったら出発しましょう。


フィレンツェ
目的地はフィレンツェ。途中で一回乗り換えます。

次の街が今回最後の宿泊先になるのですが、最終日に近づきつつあるトランクケースはかなりパッツンパッツンな感じになっております。


フィレンツェ
気合いで持ち上げたトランクも、電車の網棚からブレーキ一つで転げ落ちてしまいそうで乗車中ずっとヒヤヒヤしっぱなしでした。

あれが落ちて頭にでも当たったら、恐らくフィレンツェが人生最後の停車駅になってしまいそうな勢いです。


とか何とか言っている間にも電車は走り、いよいよフィレンツェへと近づいてまいりました。
恐らく今回行った街としてはミラノに次いで大きな繁華街です。

フィレンツェ
荒れた外壁は人口密度のバロメーター。

褒められたもんじゃないですけどね。


ちなみにですが、どこかの街から電車を使ってフィレンツェへ行こうとする場合、降りるべき駅は【Firenze Santa Maria Novella(フィレンツェサンタマリアノヴェッラ)】一択です。
長すぎるのでSMNとも略される本駅ですが、ここがあのフィレンツェの玄関口です。その他にも【Firenze Campo di Marte】とか、あと2つくらいフィレンツェと付く駅名もあるのですが、それらは『新宿三丁目』とか『西新宿』みたいなもんです。近いけれど違う場所です。気を付けてください。


フィレンツェ
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に無事たどり着く事ができたのなら、もうそこはフィレンツェです。
誰もが知っている花の都。ルネッサンス芸術の街。日本人のイタリア留学先ナンバーワン。

今まで巡ったジェノバとポルトフィーノは初めての街でしたが、ここは以前暮らしていたシエナの街から1時間程の近場だったため、日本から来てくれた友達の観光案内だとか個人的な小旅行だとか、あとみりんとかベッドシーツとか買いに来たりだとかで相当お世話になった街でもあります。

今日からこのフィレンツェには3泊する予定です。と言うわけでまずは宿に向かいましょう。
今回予約したのは【Signoria Apartments(シニョーリアアパートメント)】
アパートメントという名前で分かると思いますが、フィレンツェ内の空き部屋を利用して旅行者たちに2泊~3泊で貸し出しをするタイプの新しい感じの宿泊形態です。
我々も利用してみたのは今回が初めて。
一体どんなものかと地図を頼りに向かってみたのですが……。


フィレンツェ
……どこだ。

あらかじめもらった地図によればこの辺りのはずなんですが、何処を探しても見当たらない。看板の一つも見当たらない。
困った。まあ確かにホテルじゃないんだし多少見つけづらいだろうと思っていたんですが、不味いぞ本当に見つからない。
仕方がないので同じ通りのレストランのお姉さんにヘコヘコしながら尋ねてみると、
「あらあなたも迷ってるのね、この直ぐ隣よ」
とわざわざ店を出て案内してくれました。
ありがとうございます。ホント助かりました。
そうしてお姉さんの優しさでどうにか見つける事の出来たシニョーリアアパートメントの入り口が、


フィレンツェ
こちら。

このインターホンを押して相手が出れば共有玄関を開けてくれると言うまさにアパートメントなシステム。
と言う事はここからシニョーリアアパートメントのフロント(というかオフィスか)のブザーを見つけなきゃいけないんですが、……一体どれを押せばいいんだろう。

我々がドアの前でおろおろしていると、「ほらコレよコレ、ココ押せばいいのよ」
とまたも助け船をだしてくれたお隣のお姉さん。指差されたのはずらりと並ぶインターホンの一番下のやつ。
その部分をよーく見てみると……、

フィレンツェ
確かに、シニョーリアアパートメントの文字が。

このインターホンのこの文字、これが唯一の看板です。
……分かるかい。
危うくたどり着けない所だった。これ初見でばっちり見つけられる人なんているんでしょうか。あのお姉さんも今まで幾度となくこんな感じの旅行者をここまで導いてきた事でしょう。
お手間をとらせまして。ありがとうございます。


フィレンツェ
と言うわけで、ようやくアパートのフロントまでたどり着けた我々。
その場でチェックインを無事済ませると、フロントのお兄さんに今回我々が泊まるアパートまで案内してもらいました。


フィレンツェ
そのお部屋がこちら。

ロフト付きの1DKといった感じでしょうか。5人で泊まる普通のホテルに比べると結構広いと思います。


フィレンツェ
何よりアパートの魅力と言えば【キッチン付き】であると言う事。
さらに洗濯機なんかもあったりして、これは中・長期滞在者にはありがたいんじゃないでしょうか。


フィレンツェ
ただしホテルでは無いので、基本的に部屋の掃除やタオルの交換なんかはありません。
あと、一応形だけとは言え「アパート契約をして住む」という事になるので最初に2,3書類の書き込みなんかもあったりします。

フィレンツェ
ともあれ、この旅行先にも関わらずちょっと住んでる感じを味わえると言うのはイベントとしても結構いいもんなんじゃないでしょうか。
土地の高いフィレンツェ内にしては結構値段も抑えられますし。
オフィスの場所が見つけづらかったり部屋の管理だとか規約うんぬんだとかのホテルにはない手間もありますが、こんなのもたまには良いんじゃないでしょうか。

※次回はフィレンツェ散歩と夕飯
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イタリア旅行30 ジェノバ最終日のぶらり散歩 - 2014.08.01 Fri

イタリアに来て6日目の朝になりました。おはようございます。
この日でジェノバは最終日。お昼前にはチェックアウトして、午後には最後の街フィレンツェへと向かう予定です。

ですがこのジェノバ、3泊とそこそこ長い間お世話になったとはいえ、基本朝から晩まで他の街へと観光に出てしまっていたためジェノバ自体の観光を殆どしていません。

一応有名な港街であるわけですし、このまま『寝るだけの場所』で終わらせてしまうには勿体無い。
それに恐らく、有名どころのローマやミラノ等と違ってまたイタリアに来たとしてもここジェノバに来るという選択肢は中々なさそうです。申し訳ないけど。

と言うわけで、せめて街中散歩ぐらいはしておこうという事になった我々一行。


ジェノバ
チェックアウトの前に、取りあえず朝食を。


それにしてもここの朝食の充実ぶりは今までのイタリア旅行中一番かもしれません。
ヨーグルトやパン、シリアル的な万国共通の朝食メニューから、フルーツ各種、卵各種。果てはもう朝食通り越してこれ昼食用だろと思うような何かの肉や、港町らしい魚料理まで……。これが宿泊すれば無料でついてくるなんて。


ジェノバ
せっかくなのでお昼抜きの覚悟で頂きます。

料理とは別注文で出てくるカプチーノやエスプレッソももちろん美味しい。
基本カフェに関してはイタリアでハズレを引いた事なんて(マクドナルドを抜いて)存在しないんですが、
こうして朝の食事と共に美味しいカプチーノを頂くってのもずいぶん優雅なもんですね。街中で休憩がてらバールでくいっと立ち飲みするのも悪くないですけど。


さて、そうこうしているうちにお腹もかなりいっぱいになり、ホテルのチェックアウト時間も近づいてきました。
昨日の夜に頑張って詰め込んだトランクを持って一度フロントにてチェックアウト。その後、大きな荷物だけをホテルに預けてジェノバ市内をちょっと散歩してみようという計画です。
計画だったんです。だったんですが……。


ジェノバ
外に出たら折しも旅行中一番の豪雨。
コレはひどい。台風か?と思う程の雨と、何より雷の音が朝から鳴り止みません。


ジェノバ
ホテルの屋上バルコニーからの様子。向こう側に豪華客船たちが停まっています。
そしてその豪華客船のてっぺんに何度も落ちる雷。空気が震える程の轟音。
……これは、どう考えても散歩には向かない状況です。


ジェノバ
でも行く。一応行く。せっかくだから行く。
そんな勿体無いお化けに取り憑かれながら、とりあえずメインとなる大通りだけでも歩いてみようという事になりました。

我々が泊まっていたホテルは駅前直ぐにあったのですが、そこはどちらかと言うと再開発ゾーン。古き良き歴史のあるゾーンはそこから東へいった所。
その地区を真っすぐ通る道はバルビ通りと呼ばれているのですが、この通り含め、旧市街の主要道路は【Strade Nuove(ストラーデヌオーヴェ)】と呼ばれています。意味としては『新道路』という感じです。
全然新じゃないんですけど。16世紀の道なんですけど。

で、このストラーデヌオーヴェが実は世界遺産。
当時海洋貿易でノリに乗っていたジェノヴァ共和国が、各国・各地域の要人を迎える際にもてなすよう指示された貴族たちの私邸がここにずらりとならんでいるんです。
なので正確にはこの旧市街一帯が世界遺産という感じ。
時代は移り今や貴族はいなくなってしまったわけなんですが、その時立てられた美しい建物は今もまだ現役です。


ジェノバ
なので雨宿り出来そうと飛びこむ家々が全てこんな感じ。
仰ぎ見る程の高い天井。床を見下ろせば大理石。


ジェノバ
そして脇にはなんかカッコいい馬車。

ストラーデヌオーヴェの地域にあるゴージャスな建物は、現在はミュージアムになっていたり建物探訪のために開放されていたりしているんですが、他にも色んな形で再利用されているようです。


ジェノバ
その一例なのか、元からそうなのかは分かりませんが、このザ・宮殿っぽい建物も、実は大学なんだそうです。
……気品があり過ぎる。

また当時はジェノバ共和国と言う名前で分かる通り、イタリア全土が戦国乱世状態であらゆる小国がひしめきあっていたため、当然のごとく治安は色々よろしくなかったようです。
コレだけ贅を極めた邸宅が立ち並べば、当然金の話と共に戦争・略奪その他諸々な話も舞い込んできます。


ジェノバ
そんなわけで建物の中は大変優雅ですが、その入り口を守る扉は完全に来るものを拒む仕様になっています。

当時は大変だったんでしょうね、色々と。


と言うわけで、世界遺産の通りも入れる建物もまだまだ沢山あったのですが、取りあえず豪雨の中の散歩としてはそろそろ限界を迎えてまいりました。

ジェノバ
なので通りにあった食品屋さんでお土産を物色してからお散歩終了。

いやあ出来ればもうちょっと楽に歩きたかった。せめて雷は鳴らないで欲しかった。
思わぬ天候で予定より駆け足なジェノバ観光になってしまいましたが、それでもジェノバの雰囲気を少しでも感じる事が出来たので取りあえずは満足です。


ジェノバ
何せジェノバ1の収穫は、この可愛くて素敵なホテルでしたから。

いやあフロントのお姉さんには色々お世話になりました。紹介してくれたレストラン美味しかったです。
ありがとうございました。


※次は最後の街、フィレンツェに向かいます。
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出版社で仕事をした後イタリアに住み着く。
その後帰国し所帯を持ってからは映像編集の仕事に従事中。
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