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『漢』の乗り方。 - 2006.03.31 Fri


この間ね、私二輪の免許を取ったんです。
二輪免許取得者なんです私。えっへん。
というわけで……。
行って来ちゃいました。
某日行われていた、『kawasakiバイク試乗会祭りinお台場』に!!
やったやった初試乗会な上に初教習所外バイク。そして初CB400以外のバイクです。
免許取ってまだ二日しかたっていない不安も、溢れんばかりの期待と興奮の前では無いも同じ。
それもそのはず。思い起こせば、そう……、
付き合っている彼氏にお台場へ行こうと誘われて、胸躍らせて行った先がこの試乗会場だったのがちょうど一年前。
そして会場内を走り回って上機嫌な彼を体育座りでぼんやり眺めていたのがちょうど一年前。
さらにタンデム(二人乗り)を断られて地面の砂利に沢山『の』を書いていたのがちょうど一年前なのですよ。
つまり、私にとっては因縁の会場。
だがしかし、今年の私はちょいと違う。何せ私も免許保持者。
乗ってやろうじゃないの。この私が。
というわけで、漢気溢れる硬派なバイク、kawasakiバイク初の試乗です。
私の目の前にずらりと並ぶ、カワサキバイクの豪華ラインナップ。
色々目移りしますが、やはりここはと私が選んだのはっ…、
250ccの小さめバイク、バリオスⅡです(いつもバリウスと言い間違える、わりと基本形のバイクらしいバイクのバイク)。教習所での痛いほどの教訓は忘れていません。
というわけで、
おっしぁあ教習課程ストレート通過の実力見せたるぜぃ!!
と勢い込んで跨ると颯爽とエンジン点火!
アクセルオン!!
スッコン。
跨って20秒、 スタートできずにエンスト。
か、か……、かっこわるいよおぉぉ(しくしく)。
でもま、こーゆーのはよくあるらしい(彼氏談)。
機種や車種によって乗り方の違うバイクのこと、スタート時にどこまでクラッチ放してもエンストしないかってのもずいぶんと個体差があるようで、いつもの愛車のように動かそうとしてスッコン となる人は結構いるみたい。
成る程確かに、周りを見れば結構そんな人がいなくなくもない。ああよかった。
それと中型バイクは空いていたため(みんなこんな所まで来る位だからバイク好きなわけでとなると当然大型免許ぐらいは持っているわけで必然的に大型バイク試乗の列が混む、ので中型はかなり空いていてお得)、
今度は彼氏と交代でZZR(ツアラーってジャンルのレーサーっぽい感じの見た目だけどあれ程体勢厳しくないけどやっぱりちょっと苦しい、前傾姿勢タイプのフルカウルバイク)にも乗ってみた。
彼氏は400cc、私は250cc。
おお凄い!!
400に乗っている彼氏と250に乗っている私の、バイクと身長との縮尺がほぼ同じだ!!!(上図参照)
まるであたかも、私も400ccのバイクを動かしているかのごとくじゃないか!
……………うれしくない。
でもまあとにかく、こうしてバリオスとZZRを乗った感想としては、バリオスの方が当然乗るのは楽。4気筒だし。
でもZZRの方が軽い。加速はバリオスの方がスムーズな気がしたけど。
ただなぁ、バリオス、格好いいんだけどなあ、あまりにも普通な見た目なんだよなあ。ZZRの方が男らしいんだけどなぁ、振動きついから疲れそうなんだよなぁ。
……と、まだ買えもしないのに要らぬ皮算用をしてみる私。
しかし楽しい体験でした。やはりバイクは見てるより乗ってるほうが当然楽しいですね。
指をくわえて眺めていたあの日よ、さらば。
ただ………、
乗ってる最中(特にスタート前)、周りにいたアルバイトっぽい人たちが、私の事をものすごい心配そうな目で見ていたけど。
ばれたか?バイク初心者だってばれたか?
そりゃぁしょっぱなに余裕でエンストしたけれど。
他の自前革ジャン自前メット自前手袋で試乗に臨むお兄様方と違って、私ら二人ただの私服にその場で借りたメットと軍手だったけど。
うーーん、漢を乗りこなすのは難しい。
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楽しい我が家 - 2006.03.29 Wed


我が家が完全包囲されている今日この頃。
皆様いかがお過ごしですか?
どうやら家壁を塗りなおしているらしいのですよ。
それはいいんだけど、結構困るよね。
カーテン越しに、ガテンなお兄様方のシルエットが見え隠れするのよね。
今日も両手にホカホカ肉まん持って台所ウロウロしてたら、カーテン無いキッチン小窓の先にいたお兄さんにばっちり見られたのよね。目合ったのよね。
なんというかね、にっこり笑うしかないよね。
それと、近所の川の桜並木がとても綺麗です。
見とれます。
日本の桜は綺麗。日本だから綺麗。日本に生えていると綺麗。
ワシントンにあったチェリーブロッサムを見て、何か変な気分になったのを覚えています。
あんな爽やかなお空の下では、桜の色は薄すぎます。
もっと桜がこう、全体的に湿っていて欲しかった。
じとっとしたお空に、桜は似合う。
ジャマイカで暮らしていた親友いわく、ジャマイカのチェリーブロッサムは目の覚めるようなどっピンクらしいんだけどそれ本当?

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バイク細腕教習繁盛記(最終回) - 2006.03.27 Mon


私ね、バイク昔から好きだったんです。でも、いざバイクを持てる(年齢的な)資格を手に入れても、結局免許は取ってなかったんです。持っていたのは原付だけ。
私の憧れるバイクってのは往々にしてでかくてごつい感じのだったから、乗ったら最後、完全『バイク負け』するのが目に見えていたからなのと、やっぱり世間体やらなんやらで……。
で、
そんな私がなんで突如一念発起、免許獲得に動き出したのかというと、
単純に、今年で大学卒業するのでまとまった時間を作って教習所に通えないという現実的なものが一つ。
もう一つは、毎年4月に行われる、モーターサイクルショーのため。
毎年、ビッグサイトでやっているモーターサイクルショーにはですね、各メーカー至極の新作をたったの500円ぽっちで試乗させてくれる素敵なコーナーがあるんですよ。
どんなにあがいても買えない高級バイクだとか、日本にあまり入ってこないレアな機体とか。
でね、このイベントに、毎年彼氏と連れ立って遊びに行くんですよ。
お弁当作って、デザートのケーキとかも作ったりして。
眺めもいいし、お台場も近いし、デートスポットとしては最高じゃぁないですか。乙女の心も浮つくってもんですよ。
でもね、
私の彼氏、バイク好きなんですよ。
だからね、私をほっぽって試乗会の列に並んじゃうんですよ。
開幕ダッシュのために朝の7時起きとかかけるんですよ。
私のお手製タルトとかガン無視なんですよ。
「後ろに乗せて」とお願いすると笑顔で「重くなるから嫌だ」と答えてくるんですよ。
だからしょうがないから私、隣でやってる『女性限定原付無料試乗会』とかに行くじゃないですか。
時速15キロ前後で所定のゾーンを遊回する以外すること無いじゃないですか。
あっちの(試乗)ゾーンを見ると、洗練された高貴なじゃじゃ馬娘たちに、男共が跨って楽しんでるじゃないですか。
なんというかね、原付試乗会場が託児所に見えてならなくなってくるんですよ。
跨るパッソル(電動機バイク。エコロジー/上図参照)とかが、デパート屋上にある100円パンダさん(同上図参照)に見えてくるんですよ。
それがつまんなくてね、免許を取りたくなったのです。
だから、自慢じゃないが気合が入ってました。
伊達に『ラバーズバンク』に手を出してまでして入校してません。
伊達に二輪免許取る取らないで親一人泣かしていません。
というわけで、
教官「いやぁ久々に出たね、140cm台の二輪卒業生」
見事、無事ストレートで二輪の免許取得に成功しました!
ぱちぱちぱち。
というわけで、えらくだらだら書いていた細腕教習繁盛記もおしまいです。
みんな応援してくれてありがとう。
そんなみんなも取ればいいぢゃない。少なくともみんな、私より身長高いわけなんだし。
まあそんなわけで、いよいよ今度、目標であったモーターサイクルショーに行ってきます。
本番であるマイバイク購入の目処は、今のところ経っていません。
なにせ試乗会に参加することが、当初一番の目的だったので。
……変な目標。

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バイク細腕教習繁盛記(12) - 2006.03.23 Thu

なんだかんだでほら、気づけばもう二段階最終行程ですよ。
最終見きわめですよ。
う~んこの教習所での日々、長かったようで(特に前半)短かった(特に後半)。
ただ一つ、たかが教習所での訓練の割には、他の人たちよりぐんといろんな経験をさせてもらったような気がするのは確かである。
思い出プライスレス。
私の恵まれない体型に、愛想を尽かさずに付き合ってくれた教習所の教官たちありがとう。
お陰で私は成長できました。
教習中一度もこけなくなりました。
きちんと走ってきちんと止まれるようになりました。
うっかりエンストもなくなりました。
というか……
教官「ウチじゃ今年入って初めてだね、ストレートで見きわめまで合格した女の子」
無駄に上達しました。
だからぁ、足を付く作業をしなきゃ旨いんだって(えっへん)。
これで見事、伝説の遅咲きライダーの誕生か?
異例の晩成型アスリートか?
目黒区の佐藤琢磨とは私の事か?(18歳まで自転車競技、19歳でようやくモータースポーツの世界に足を突っ込んだF-1レーサー)
と、早くも教習所の中の蛙のごとく、有頂天に鼻高々な私。
ああだから素人って怖い。
と、そこに、
教官「あ、でもさぁ、最初から気になってたんだけど、その止まった時の足、どうにかならないかな?」
はあ、あし ですか……。
確かに、
その教官が言うように、毎回止まる度に体のほとんどをバイクからずり降ろすようにして、ようやく左足を地面に付けている私のライディングスタイルでは(何でも良く言えばカッコよくなるな)、付いたときに右足が反動で宙に浮いてぴょこんとしてしまうのである。
うーん確かに格好悪い。
というわけで、練習。
ブーーーン キキィー ……ぴょこん
ブーーーン キキィーー ………ぱたぱたぱた。
教官「……まあ、いい。好きなように乗りなさい」
あ、ひどい、軽く諦められた。
・今回の反省・
次回が卒業検定です。これを書いているのはだいぶ時差があるので、結果はだいぶ前に出ているのですが……

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バイク細腕教習繁盛記(11) - 2006.03.23 Thu

こんな人がいました。
ある日いつものように教習所へとスクーターを走らせていると、私のスクーピー(ホンダの原付、もちろんオートマ)の前を颯爽と走る、一台のムルティストラーダ1000s DSの姿が(イタリアDUCATI社の化け物バイク、当然大型車でありべらんめぇに高い挙句、当たり前にマニュアル/上図参照)。
か、か、かっこひぃ……。
車で外車は結構あるけど、バイクで外車は結構ない。
ハーレーならともかく、DUCATIやBMW(あのドイツ車。バイクもやっていてちゃんと有名。車のBMWはあの鼻息荒そうな正面のビジュアルが私は好きじゃないが、バイク版のBMWは、中々どうして格好よろしいスタイル揃い。でもでかくて重い。あと嫌になるくらい高い)や、MOTOGUZZI(イタ車、バイクのデザイン的にはドゥカよりもこっちの方が私は好み。でもドゥカよりマイナー)なんぞに乗っている人は、それこそ本物だと私は思う。
だ っ て 日 本 車 の 方 が 安 く て 性 能 い い ん だ も ん 。
それを承知で乗っているということは余程のもの好k…(以下割愛)。
とにかく、そんなわけでしばらく夢の(脳内)ツーリングを楽しみながら後ろをちょこまか付いていくと、なんとそのストラーダさん、私と同じ教習所へ。どうやら遅めの4輪デビューのご様子(予想20代後半)。
しかしながら、伊太利亜生まれのじゃじゃ馬を乗りこなすその余裕、その技量。加えて愛車の手入れの良さと装備品の質から見るに、かなり気合の入った方のご様子。
後に手に入れるであろう車も、それならイタ車で揃えるのかしら?
などと勝手に妄想を膨らませながら、手にしていた教習原簿に思わず目線を走らせると……
「取得科目:四輪普通車、オートマチック限定」
えぇぇぇぇぇぇぇぇ????
・今回の反省・
バイク好きと車好きは違います。
(もう教習日記ではない気がする。でも今復習だけだから)

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バイク細腕教習繁盛記(10) - 2006.03.19 Sun

ついに来た。実習。二段階。
腐るほど連呼して言うけれど、私の身長は現在おおむね145cm。名誉のために正確に言うと145、6cm。
……いずれにしろ、あまり二輪に向いている体型ではない。
私に向いているのはYAMAHAのv-maxとかHONDAのgoldwingとかBMWのBMWF650GSダカールとかじゃなくて、
むしろpassoプチプチプチトヨタであったり、サイドカー付きバイクのサイドであったり、あわよくば靴の底に小さなコロコロが付いていてそれですいーっとお母さんに手を引かれてすべったりするあれであったりするわけなのである。
で、
そんなのがわざわざ高い金を払って教習所へ行き、無駄にすっ転がりながらもバイクに跨り、自分の足の短さに愕然としながらもどうにかバイクの免許を取ろうとしているのである。
そこいらの奴らとは気合の入り方が違う。
移動するなら四輪で十分だし、二輪でもカブやらスクーターがあれば問題ない。バイクっぽいのに乗りたかったら原付免許でゼロハン乗れるわけだし。ヤマハのTZR50RやホンダのNS-1なんて原付に見えないくらいでかくて格好いいし、レプリカ乗りたきゃタイホンダの逆輸入とかで手に入れればいいし、CBR150のレプソルカラーなんて普通に激烈に欲しいし……。
で
そんな中、なんでやっぱりあえて中型免許取ろうと四苦八苦しているのかというと、やっぱり結局好きなんだよねぇぇ。と、死ぬほど意味も無い結論を言うために呆れるほど長く書いてみる。なぜなら二段階の実習って一段階の復習ばかりであまり書くこと無いの。
まあバイクはこの世に残った、数少ない趣味だけで確立されている産業だなってことを言いたかったんです。
ああ、あと二段用バイクの乗り方をつかみました。でも長くなったから後日。

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バイク細腕教習繁盛記(9) - 2006.03.18 Sat
う~~ん、二段階用バイクの車高問題を抱えたまま、二段階突入。
しかしとりあえず、最初の時間はシミュレーターなので一安心。足付かなくても画面のバイクは倒れないからな。
今回のシミュレーターは道路状況に応じた運転の仕方…とかいう名目で二次元の世界をひた走りました。
……ごめんなさい、やっぱり初期のサターン並の角張りポリゴンじゃ、よくわかんないよ。
ついでに連続でケーススタディーも学ぶ。
ケーススタディとは、実際に教習所のバイクと車を使って、交差点の死角やら巻き込みやら信号無視やらの危険を学ぶというもの。
これは分かる、何せ実写でありliveだから。
しかし……、危険なケースの例を見せるたびに、あらゆる車に轢かれかけるライダー役になった教官、かわいそーに。
慣れていても、やっぱり嫌なんだろうなぁ。
だって始まる前、校舎の隅で車役になった人とじゃんけんしてたもん。負けたのね。

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しかしとりあえず、最初の時間はシミュレーターなので一安心。足付かなくても画面のバイクは倒れないからな。
今回のシミュレーターは道路状況に応じた運転の仕方…とかいう名目で二次元の世界をひた走りました。
……ごめんなさい、やっぱり初期のサターン並の角張りポリゴンじゃ、よくわかんないよ。
ついでに連続でケーススタディーも学ぶ。
ケーススタディとは、実際に教習所のバイクと車を使って、交差点の死角やら巻き込みやら信号無視やらの危険を学ぶというもの。
これは分かる、何せ実写でありliveだから。
しかし……、危険なケースの例を見せるたびに、あらゆる車に轢かれかけるライダー役になった教官、かわいそーに。
慣れていても、やっぱり嫌なんだろうなぁ。
だって始まる前、校舎の隅で車役になった人とじゃんけんしてたもん。負けたのね。

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バイク細腕教習繁盛記(8) - 2006.03.16 Thu


●八回目●
さてと、紆余曲折色々ありましたが、いよいよ第一段階みきわめまでこぎつけました。
みきわめとは、つまり復習テストのようなもの。今まで教わったものがうまく出来るかをテストするもので、これに受かれば二段階に、そしてゆくゆくは卒業へとつながる大事な一歩なのです。
しかし、やることは基本いつもと一緒。
うむ、それなら自信がある。何せこっちはかなりの身長ハンディをもらっている分、ライディングテクニックに関しては必要以上に磨かれているから。
そんな私の気合に答えてか、今回教官が用意してくれたCB400は何故かいつもと違う色。
教官「みきわめだから、今日は今までのより少し新しい型に乗ってもらうよ」
成る程、私の新たな門出を祝してか。ありがとうきょーかん。
今までバイクこかしたり傷つけたりサイドミラー折ったりエンジンオイル漏れさせたりと色々あったけど、過ぎてしまえばそれもいい思い出。皆様の暖かいご支援によって私は成長しました。その証拠にほら、今ではこんなに華麗にバイクを乗りこn………。
開始5分、ピカピカのバイクこかす。
?????
何故だ??全く操作がうまくいかない。
車種とか型とかが変わると乗りにくいとは言うけどこれ程までなのか??
スランプか?これがいわゆるスランプなのか???
いや落ち着け、こんな低レベルなスランプあってたまるか。でも実際その後も何度と無くこけてしまっているのは事実。テストだからと緊張しているのか?緊張で体が硬くなって、だから足が地面に届………。
……まさか
教官「あ…、そういえばそのバイク、今までのより2,3cmぐらい背が高いんだった」
私「………なんだってぇ!?」
冗談じゃないそれは困る。モデルチェンジによってたかが2,3cm高くなっただけとは思うだろうが、常にケツを半分ずらした上に爪先立ちでバイクを支えている私にとっては死活問題だ。
結局、その後もあぶなっかしいながらもどうにか根性でみきわめはクリア。しかし……
教官「規定上、第二段階からはこっち(背の高い方)に乗ってもらうんだよねぇ」
前途多難だ……

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バイク細腕教習繁盛記(7) - 2006.03.07 Tue

●七回目●
さてと、スラロームと1本橋が終わったら、次にやるのはそう、坂道発進です。
坂道発進とは、坂道の途中に来たら右手と右足のブレーキで停車。
そして左足を地面につけてバイクを支え、右手をブレーキから外してアクセルをふかし、左手のクラッチをゆっくり空けながら右足のフットブレーキを緩め、走り出す、……と。
なんというか、全身使ってジタバタする技です。
書くと面倒だけどやってしまえば大したことない。
ただここで問題なのが……。
左足を地面につける→ケツを極度にずらす→右足がブレーキペダルに届かないくらいの位置に来る→ブレーキ踏めない→止まらない……
エンストとかはしない。バイクが止まらないの。
エンジン掛けようと右手のブレーキ放すと坂の下までズリズリズリ…。
きょーかんたすけて。
教官「もうじゃあ右手の指の先でブレーキ握ったまま、手首あたりでくりっとアクセル回しちゃえ」
……きょーかん、馬鹿な事を言わないで。
結局何度も試行錯誤して、止まった瞬間両足でつま先立ちみたいな感じにすればどうにかいける事が判明。う~んやれやれ。
・今回の反省・
自分のバイクを買うときは、自分に見合う大きさのバイクにしましょう。

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バイク細腕教習繁盛記(6) - 2006.03.07 Tue

前回のビクスクが格好悪いについての補足、あと弁解、と言い訳。
あのね、私、体が小さいのですよ。
小学校の1年から6年間、背の順の一番前を誰にも明け渡すことなく、その座を守り通した女なんですよ。
一方ね、ビックスクーターって横に長いじゃないですか。あと幅も広いじゃないですか。そしてとてもごついじゃないですか。
それにそんな小さな人が跨って御覧なさいよ。
あっという間に、『お父さんの自転車に無理して跨ってみた小5のお子さん』の出来上がりよ。
う~~~ん、格好悪い。
あ、そんなわけで
●6回目●
オートマも無事に乗りこなし、いよいよ課題練習が課せられます。
車で言う縦列駐車などのセクションにあたるのが、縦に置かれたコーンの間をジグザグに走行するスラロームと、横幅30センチの板の上を、落ちずにゆっくり渡る一本橋です。
まずは一本橋。
こ、これは…………。
らっくちぃ~~ん♪
バランス感覚がものを言う一本橋は、一発目から9秒と好タイム(規定は7秒以上。長ければ長いほどよろしい)。
ま、普段から出来る限り足を付く機会を減らそうと試行錯誤しているお陰で、人より数倍バランス感覚を鍛えられていますから。
そして続いてスラローム。
……こ、怖い。
初めお手本を見せてくれた教官の後ろに跨ってみたものの、異常なまでにバイクを傾ける(異常じゃない、うまいんだ)教官にアタフタ。しかも、教えられてもいまいち理屈がつかめない。
教官「倒した後にアクセル吹かすと、倒れたバイクが起き上がるから、それでジグザグに曲がれるんだよ」
私「……よく、暴走族な人とかがやってるあれですか?」
教官「……」
……あ、なんか教官がちょっと悲しんでいる。
・今回の反省・
「スラローム」と「蛇行」は違います。

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バイク細腕教習繁盛記(5) - 2006.03.05 Sun

●5回目●
今回やるのはシミュレーター(ゲームセンターのレースゲームを、画像の質を笑えるほど落としたようなやつ:三菱会社制作)と、オートマバイク。
シミュレーターは楽チン。なぜって足つかないまま跨っていても、画面のバイクはこけないから。
路面環境の変化とスピードに対する何とかかんとかってのを二次元に体感。
……よくわかんないです。決して三菱のせいじゃないと思うけど。
あと次の時間は、オートマ二輪(というかビッグスクーター)に乗ってみようというもの。
ビックスクーター
五秒で乗れた
春の午後
ら・く・ち・ん。
何だこの差は。
まず足がつく!加えて重高が低いからバランス取るのが楽(代わりに小回り利かないけど)!そして操作が簡単(アクセル一発楽チン操作)!
でも、でも……
か……、かっこ悪いよぉぉぉぉ~~~~。
ビクスクファンの方には本当に申し訳ないけれど、こればっかりは好みだから仕方ない。私、見た目がへんちくりんな面白バイクが好きなんです。V-maxとか、バンディットとか。

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バイク細腕教習繁盛記(4) - 2006.03.04 Sat

●四回目●
今日の私はちょいと違う。
何が違うって、かれこれウン十回すっころんだお陰でなかなかバイクというマシンに慣れてきた。
攻略法もわかった。ケツをずらして足をさっと出すタイミングもつかめた。
飛躍する私。明日に向かう私。
しかも、教習所からの暖かいバックアップも。
今回私専用に(いや、正確には私レベルにチビな無謀教習生のために)用意されたのは、CBのシートを極限まであんこ抜き(シートの中のフカフカを抜いて、車高を低くした)特注バイク。
どのくらいフカフカが抜けているかといえば、またがるだけで、シートの下に『鉄ぽい』感触を味わう程度。あとしばらく走ってるとお尻が熱くなる程度。
うーん特注。
俺様仕様の特注カスタムチビバイクで、数々の巨大な敵(普通に足のつく一般教習生)に挑む私。
……バレンティーノ・ロッシ(大)に挑むダニエル・ペドロサ(小・写真参照)ってこんな感じ?

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バイク細腕教習繁盛記(3) - 2006.03.03 Fri

相変わらず背の小さい私。
寝ても覚めても身長140台なのは変わらず。
こんちくしょう。
というわけで、傷だらけ+傷心のまま、3回目の教習
●三回目●
前回の散々な光景に呆れたのか同情したのか、教官さんが妙案を出してくれました。
いわく、「まず二輪自体になれることが大切」とのこと。
というわけで、400ccのごついCB様は一時お預け。変わりにと現れたのは、YAMAHAの代表車でもある、憧れのSR!
……………の、125cc(原付二種クラス)のやつ。
それに跨り、二輪車専用ゾーンをぐるぐるぐるぐる……
しくしく。
でも、お陰で慣れた。
クラッチというものを理解した。スクーターとかと違ってアクセルフルスロットルなんてのは(特に教習所なんかじゃ)ありえないことも分かった。
というわけで後半見事400に復帰。
努力のかいあってか、無事に『走ってる限りはこけない女』にまで成長することが出来ました。ギアをセカンドにまで入れられるようになった。
ぱちぱち。
学ぶべきは基礎。
これでモーターサイクルショーにも間に合うか!?
・今回の反省点・
足長効果を狙って厚底ブーツを履いたが、いいような悪いような。厚底部分が厚すぎて、ギアを変えるペダルの下に足がうまく入らない。もうこのブーツを履くのはやめよう。

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バイク細腕教習繁盛記(2) - 2006.03.03 Fri

●二回目●
さて、前回までの話で、私の身長が145cmしかないということが全教習所内に知れ渡った上での、教習初日です。
この日の私は、前回の失敗を参考に、会社帰りながらも準備万端。ブーツにズボンにグローブしめて、目指せ優等生への道。
初めての教習現場内、再び相対するCB400。どーんと鎮座するその勇士に惚れ惚れしながら、喜び勇んでその巨体にひらりと跨……。
……。
足が、地面に、つかない。
おいおいなんだこれ。話にならない足が地面につかないよ。
以前彼の所有しているスズキ・ジェベルに跨らせてもらったときも笑えるほど足がつかなかったけど、あっちはオフロードだからこっち(オンロード)はどうにかいけるだろうと軽く考えていたのに……。
というわけで、しばらくスタンド立てたままのバイクの上で四苦八苦。
ほら、隣にいる教官が思わず笑っちゃってるじゃないか。
教官「お尻をずらして半分降りた状態で足を伸ばせば届くんじゃないかな」
フムフム成る程。お尻をずらしてね。
というわけで、教官の的確な無理難題にコクコウうなずくと、サイドスタンドを払い(もちろん、一回降りてから)、再び跨るや否やケツをずらして左足で踏ん張るっ。
……き、きつい。つま先が吊りそう。誰か助けてぇ。
教官「発進しちゃえば足つかなくて平気だから、そのままアクセルかけてごらん」
その言葉に、この地獄の試練から一秒でも早く脱したかった私、急いで右手のグリップをひねる。
……あれ?確かバイクって左手にクラッチって言うのがあったんだよね?
クラッチって何だ?私の四輪免許、AT限定だぞ?
というわけで、
クラッチ握ったままアクセル吹かす→エンジンが凄まじい爆音を響かせる→ビビッてクラッチスパッと放す→奇跡的に綺麗にクラッチつながる→ウィーリー……。
教習開始、五分でこけた。
その後も、発進直後にエンストしてはコケ、バランスを崩してコケ、止まれずにコケ、止まれても足がつけずにコケ……。
この一時間だけで、ゆうに二桁はこけた気がする。
久々に味わう、全身全霊での挫折感。
体痛いよう。
思わず実家に帰りたくなった(歩いて10分だけど)。
こんなんで大丈夫なの?乗れるようになるの?
4月のモーターサイクルショーまでに間に合うの?
ねえねえねえ

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バイク細腕教習繁盛記(1) - 2006.03.01 Wed

小さいころからウルトラマンより仮面ライダーが好きだった私。
その昔、はじめて見た生のMOTO GP(inもてぎ)を見てバイク乗りたい病に壮絶にかかり、えらい長い期間をかけて、このたびようやく免許取得の第一歩を踏み出すことができました。
ぱちぱち。
というわけで、現在私は近くの教習所でバイクにまたがりドタバタしているわけですが、せっかくだから今までの(そしてこれからの)経緯を紹介します。
●一回目●
記念すべき一回目。一回目といえば……入金。
震える手で大金を握り締め、勢い込んで教習所の門を叩く私。
しかるべき金を耳をそろえて渡しさえすれば、どんなゴロツキでも入校を認めてくれると思っていたのですが……
金を渡そうとする直前、いきなり事務の方から
『じゃあ入校テストをします』とのこと。
入校テスト? それおいしいの?
どうやら、基本女性がバイクを取ろうとする場合、金を払う前にバイクを扱えるかをテストするんだそうで。
というわけで、その日突然、会社帰りのミニスカート+ピンヒールという、ずぶの素人でもライディングに向かないと分かってしまうようなしょーも無い姿で、初めてあこがれのバイクと対面することになりました。
入校テストの内容
・教習バイクの王道、ホンダのCB400Super Fourを起こすっ!
これは意外に一発成功。教習所のはエンジン保護のために大っきな保護用バンパーがついているのでバイクが完全に寝転がらず、楽。
・センタースタンド立てるっ!
スクーター乗っているのでコツは知っている。これもどうにか成功
・八の字取り回し
お……おもひ。スクーターとは桁違い(当たり前)。一周しただけで肩で荒い息
……と、なんだか気持ちにも技量にも余裕がなかったが、なんとか入校テストは合格。
ようやく握り締めてた札束を突きつけて、次回からいよいよ教習本番です!!
しかし……なんだかおかしい。
主にその、CBと私との縮尺が。
教官「ねえ……、君、身長いくつ?」
私「…ひゃ、………145cmです」
おいおい大丈夫なのか!?

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