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2017-10

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映画【ベイマックス】感想 - 2015.02.23 Mon


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個人評価★★★★★

ついこの間行われたアカデミー賞 2015にて、このベイマックスが見事アニメーション部門を受賞した模様。
日本でも7週連続1位の集客数を誇っていたりとかなりの大ヒット。…のわりにはアナと雪の女王のインパクトのせいでいまいちドカンと来ている感が無いそんな作品。
私個人的にはアナと雪の女王よりもベイマックスの方が好きであり、もっと言えばディズニー映画史上の中での『ミュージカルじゃない系アニメーション』の中では今1位かもしれない。それぐらい面白かった作品だった。

舞台はサンフランシスコと東京を足して2で割って『筑波研究学園都市』感をかけ合わせたような場所。
そこに住む少年ヒロが、大好きだった兄タダシの突然の死を受け入れきれずに塞ぎこんでしまい、そんな時に遺品の一つとして残されていた『ケアロボット』のベイマックスが起動。献身的なロボットによる心の修復と成長を描いたハートフルストリーである。
…っぽく予告が作られているがそんな感じではない。



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【予告とまったく全然違う本編王選手権】の2014年1位であるレゴムービーとかに比べれば、まあ作為はあれど悪意は無いので別に許せる範囲ではあるが。

とは言えあれを見てあれ目当てで行った人も、あれを見てあれならイイやと行かなかった人も両方が損をしているような気がしなくもない。
一応あの予告自体は嘘では無く、そういったハートに響く感じのパートもあるにはあるのだが、物語のメインは、あくまでも『原作:マーベルコミック』らしく、天才少年と彼の仲間になった4人の理系オタクたちによる『即席ゴレンジャーごっこ』物語である。
向こうだからパワーレンジャーか。

そもそもこの作品は製作段階から特撮・アニメ愛に溢れていて、ベイマックスのコンセプトデザインをしたコヤマシゲトさんのインタビューを見て見ると、「ロケットパンチして!」だの「変形でウィングだして!」だのと言った『参考byマジンガーZ』な感じの要望が監督たち側から色々あったようで、結果あんなデビルウィングは空を飛び、デビルイヤーは地獄耳みたいな愛らしいキャラクターが完成したんだそうな。
しかも、このウィングの使いどころや、ロケットパンチのアレンジの仕方&出し所は本当に良い所を突いていて物語の大事な部分にグイグイ絡んで来る。
このうまい使い方は、同じく日本特撮オタのギレルモ・デル・トロ監督の【パシフィックリム】で使われたエルボーロケットより、ずっと上手いと思った。すごくぐっとくる。

そう、この映画は、少年心が思わずぐっとくるシーンが随所にちりばめられているのだ。
アナと雪の女王が女の子向けならば、こちらは完全に男の子向け。
でもだからって住み分けて見なきゃいけないわけでは無く、老若男女誰もが持ってる乙女心と少年心をTPOに合わせてそれぞれのシーンで押し出してくれば問題ない。
そしてベイマックスに置いて、その少年魂がぐっと来てしまうシーンと言えば、先程から書いているウィングだとかパンチだとか。しかもウィングを付けるその経緯が、『せっかくなら飛んだ方が良いだろう』という理由な所もぐっと来る。ロマン第一主義。

さらに個人的に一番ぐっときたのが、主人公ヒロがお兄ちゃんのバイクの後ろに乗ってカーチェイスまがいの事をしている最中、ふと街中のウィンドウに反射した『バイクに乗る自分』をチラと見てニヤリと笑うシーン。
これはもうバイクに乗った事のある人ならだれもがぐっとくる名シーン。しかも、これが見事な伏線となり、後に取りあえず飛べるようにしてみたベイマックスの背中に乗って無茶苦茶なスカイライドを行っていた時に、もう一度、実にさりげなくウィンドウに反射する自分の姿に目をやるシーンが出てくるのである。
このシーン一つで、兄を失った少年の心が癒された事を示唆させてしまう演出はニク過ぎた。

とにかく色んな所に少年魂と特撮ヒーロー愛、そして日本愛も混ざっているそんな映画。
監督達もかなりのオタクぶりを発揮したようで、お陰で舞台となったサンフランソーキョーの東京部分感の再現度は、過去今までの海外映画に置ける日本描写の中で1,2を争う程『中国っぽくない』見事な作りとなっている。
クエンティン・タランティーノぐらいぶっ飛んだ『俺の考えたカッコい良いジャパン』ってのもあれはあれで面白いから良いけど。


ただ一つ難点だったのは、アナと雪の女王程ではないが、日本オリジナルのエンディングソング。
何せついさっきまで燃えるヒーロー展開の連続で血湧き肉躍っていたと言うのに、スタッフロールからいきなり『通夜』っぽい感じで感動ラブソングが流れて来ても結構心の変化に困る。
せっかく日本版のオリジナルエンディングを作るというのなら、いっそ『♪うーでが飛び出すババンバン♪』みたいな、もっとスーパーロボット的な歌を作って欲しかった。むしろそれこそ日本じゃなきゃ出来ないのに。勿体無い。



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映画【ディズニー映画の名曲を作った兄弟:シャーマン・ブラザーズ】感想 - 2014.04.10 Thu


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個人評価★★★☆☆

前回のブログで映画【ウォルト・ディズニーの約束】の感想を書いたのだが、その映画関連で一緒に見ておくべき作品がこちらである。


私の場合は【ウォルト・ディズニーの約束】公開記念と称してBSテレビDlifeで放送されていたのを見たのだが、どうやら日本でもDVDがつい最近発売されたらしい。

日本でシャーマン兄弟と聞いてピンとくる人はあまりいないかもしれないが、彼らは「イッツ・ア・スモール・ワールド」「魅惑のチキルーム」「くまのプーさん」「ジャングルブック」など数々の名曲を生んだ天才作詞・作曲家である。



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他にも有名なのは【スヌーピーの大冒険】だが、基本的にはディズニー社員だったためディズニー作品に多く携わっている。


また実写映画に置いては「メリーポピンズ」や「チキチキバンバン」等が有名で、そんなわけで前述したメリーポピンズ製作物語の【ウォルトディズニーの約束】にもほぼメインを張る勢いで出演している。

本作はそのウォルト・ディズニーやらに比べたら知名度は低いが、ディズニー黄金期の立役者であり、もちろんメリーポピンズを作る上でも欠かせない存在であった2人の歴史を、本人のインタビューも始め、メリーポピンズ役のジュリー・アンドリュースやPixarの大将ジョン・ラセター、映画音楽の伝説ジョン・ウィリアムズ、「リトルマーメイド」「アラジン」などのディズニー第二黄金期を築いたアラン・メンケン、あと何故かベン・スティラーなど…。
実に豪華な顔ぶれが、彼らについて語っている。


話の主な部分は、もちろん『彼らの類まれなる才能はいかにして育まれたのか』、あるいは『彼らが与えた映画界への影響はいかなるものだったのか』といった内容なのであるが、その中で一番のキーポイントになるのは、
『「ポップで軽妙な仲良し天才兄弟」という一般認識に対し、実際は結構仲悪かった』という点。

確かに『兄弟で一緒に仕事』だなんて、実際に兄弟・姉妹を持つ人間なら容易に想像がつくであろうが、多分地獄である。
我が家の姉妹事情はそれなりに穏便で平穏なつもりだが、それでもそう思ってしまうのだからしょうがない。
これがもし靴屋の定員だとか一般事務業ならきっと問題無くやっていけるのだと思うが、
彼らがやっていた仕事は自分の「才能」と「センス」を歌や詩に変えていく、つまり自分の内面を一番さらけ出さねばならない作業なのだ。

それを自分がまだオシメをしていた頃から知っている相手とやっていく事がどれだけ恥ずかしい事か。
自分の才能だけを信じて作り上げた物を、自分と血を分けた人間に否定される事のどれだけ悔しい事か。
世界で一番気の置けない人間だからこそ、世界の誰よりも見せたくない部分というのもあるのだ。
仕事とプライベートは分けた方が良い。


そんなわけで、この作品を見てから映画【ウォルトディズニーの約束】を見てみると、セリフとしては無いものの、しっかり互いの事を「バカ兄貴」「クソ弟」と思い合っている空気をビシビシと感じる事が出来て面白い。

そんな中、このドキュメンタリーは『それなのに、何故二人は兄弟で仕事をし続けたのだろうか』といった点に究明していく。劇中では彼らを「栄光に縛られた絆」というような表現をしている部分もあったが、それはかなり否定的な表現だ。
もっと良い言葉を見つけるならば、兄弟で挑むという苦痛をおしてでも『兄弟で作る』事を続ける程、お互いの才能を頼りあっていたのだろう。
これは【ウォルトディズニーの約束】の他のキャラクターを見ていても感じた事なのだが、ハッとする程の才能を持つ者同士というのは、たとえ相手の人間性部分に唾を吐いていても結局は共に仕事をしたがってしまうサガなようなのだ。
シャーマン兄弟に置いても弟のリチャードの音楽が無くては兄ロバートの造語は意味を成さないし、その逆も当然然り。
かくして二人は喧々諤々とやり合いながら、映画史に残る名曲を数多く残していったのである。


この作品を、【ウォルトディズニーの約束】を見るため以外の理由で観ようとするきっかけはそれ程ない気もするし、作品自体はもちろん面白かったが、良くも悪くもNHKスペシャルドキュメント程度の感じは否めないので、わざわざDVDを買ってまで見るのは相当のディズニー映画マニア(しかも製作サイドに興味のある人)用になってしまうかもしれない。
私もこれがテレビで放送されていたから見たわけなのだが、それでも録画した内容を既に2回見直している辺り、かなり気に入っているようである。

世代としてはディズニー第二黄金期の作曲家アラン・メンケン辺りがリアルタイムである私にとって彼ら二人は既に近現代史の教科書の人のような存在であったのだが、彼らがいかに偉大であり、仲間に、そしてウォルトに愛された作曲家であったのかを知る事ができた非常に価値のある作品だった。



P.S.
彼ら兄弟の人間性部分の評判を聞いてみると、共に撮影スタジオで時間を過ごした女優たちから、弟リチャードは「ひょうきんでメリーポピンズに出てくるペンギンそっくりだった」と言われていた。
そんな彼は【ウォルトディズニーの約束】でコメディ俳優でもあるジェイソン・シュワルツマンによって演じられている。これが実に愛嬌のあるキャラで、会議室をパタパタ歩く姿は確かにペンギンっぽい。

一方の兄ロバートの方は色んな女性から「とにかくハンサム」と言われていた。
失礼ながら写真を見る限りでは大したご尊顔でも無いように思えてしまうのだが、世の中には顔立ちが整ってるわけではないのに妙な色気を撒き散らすやからというのがいるもんである。彼もその一人なのだろう。
演じた B・J・ノヴァクも腫れぼったい瞼と気だるげな目の動きがやたらセクシーな『動画専用系ハンサム』であった。
好みだ。


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映画【ウォルト・ディズニーの約束】感想  - 2014.04.04 Fri

個人評価★★★★★



1964年に製作されたディズニーの実写×アニメのミュージカル映画【メリーポピンズ】。
その年のアカデミー賞5部門を受賞した歴史的大ヒット作なのだが、この物語にはパメラ・L・トラヴァースの原作小説があり、映画化までには相当な苦労があったようなのだ。
と言うのも、このミセス・トラヴァースが映画化の権利を一切譲らず、何だかんだで20年近く「譲れ」「嫌だ」の押し問答を続けていたのである。

数十年前からNOしか突きつけていないにも関わらずどうにもめげないディズニー側に業を煮やしたトラヴァースさんが、遠路はるばるイギリスのロンドンからウォルトディズニー本社にまで足を運ぶ所から物語は始まるのだが、
初登場シーンからアメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルスへとやってくるまでのくだり5分の間で、彼女が『偏屈でプライドの高い子供嫌い』であるという紹介をすっかりやってのける演出は実にスマートだった。

かくして敵の本丸へとやってきたトラヴァース夫人を出迎えたのはディズニーアニメーション社きってのクリエイター達と、彼らのボスにして今や時代の寵児、ウォルトディズニー氏本人であった。
その後権利の譲渡をひとまずは『保留』として、製作首脳陣との合同企画会議が始まるわけなのだが、これがもうどうにもこうにも話が進まない。
こちらのアイディアを頭ごなしに全否定してくるトラヴァース夫人に対し、ウォルトは無理やり企画倒れを起こさせようとしているのではと勘繰ってしまう程で、二人の関係もまったく良い方向には向かわない。

それもそのはずで、ウォルトは彼女の事を『頑固でイマジネーション(歌やアニメーションなど)に理解のない堅物』だと思っており、彼女はウォルトの事を『妖怪・原作クラッシャー』だと思い込んでいる。
困った事にこの二つはある意味事実で、夫人の堅物っぷりは今までの流れで散々発揮されているし、ウォルトも白雪姫をあんな感じにしたりシンデレラをこんな感じにしたりとやりたい放題やっていた。それでもグリム童話が原作なら時代的に版権問題にもならないし、元が伝承ならたとえアレンジされてもそこまで言われる事は無いだろうが、トラヴァース夫人と同世代頃に出版された『クマのプーさん』でさえも、アレだけのトンでもアレンジで好き勝手作られたのだ。



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そんなやからが、今度はいとしい我が子のような小説をとんでもない俺流改変でもって『金のなる木』に変えようとしている。
原作者である夫人にとっては戦々恐々もんだろう。そりゃあれだけ高慢な態度にもなるってもんかもしれない。


そんなわけでちっとも互いの溝が埋まる事も無く、会議室は気まずい空気ばかりが流れるのみ。けれどそんなにまでなっても何故か『企画をご破算にしよう』とはどちらも言わず、企画会議は続いて行くのだ。
それは単純に双方の予算の(夫人は長年新作を書いていないためにこの権利を売って自分の生活を守りたい、ウォルトは大ヒット作を映画にして大ヒットさせたい)問題もあっての事だとは思うのだが、根っこの部分では互いに感じ合う『才能』への興味があったのだと思う。

発揮されるジャンルは違えど、彼ら二人は世界にそうはいない程の『才能』に溢れている。類は友を呼ぶと言うべきか、立場や考え方の違い上分かりあえなくても、その魅力には惹かれるものがあるのだろう。
それと同じ事が、原作者のトラヴァース夫人と脚本家ドン、そして作詞・作曲を担当したシャーマン兄弟たちとの間でも起こっていた。
会議はギクシャクしっぱなしで一行に進まないが、それぞれの内にある才能を、それぞれがふとしたきっかけで気付き始める。
それでも、抜きんでた才能を持つ人間が他の才能を素直に認めるのは、凡人の我々よりもちょっとだけ厄介な壁があるのだろう。
そんな時、天才と天才の間に緩衝材の役目のようにスッと入ってくるのが、失礼ながら夫人程は特別な才能がまだ開花していなさそうなただの担当運転手だったりするのだ。
彼の誠実さに溢れる言動によって、彼女は物事の見方を変えるチャンスを与えられる。きっと同じような役目を、社内ではあのキュートなぽっちゃり受付嬢ちゃんが担っているのだろう。

かくして相手を、そして自分自身を互いに見つめ直す事によって、『「映画・メリーポピンズ」のあるべき姿』がゆっくりと形作られてゆく。
当初はそもそもミュージカルにする事から反対だったトラヴァース夫人が、シャーマン兄弟の歌と音楽に自然と体を揺らし足でリズムを取るようになったのを見つけた時の、ブラザーズ2人の心の中のガッツポーズが透けて見えたようで、思わずスクリーンのこちら側にいる我々までも嬉しくなってしまった。

そしてシャーマン兄弟も、脚本家のドンも、そして最後にウォルト・ディズニーも、彼女が小説『メリーポピンズ』に込めた思いをゆっくりと理解してゆく。
彼女は何のためにこの作品を書いたのか。メリーポピンズは一体誰を助けるためにやってきたのか。
最後の最後でお互いを理解し合えたトラヴァースとウォルトは彼女の家である約束をし、その後彼女は権利の契約書にサインをした。



かくしてようやく出来上がった『ミュージカル映画・メリーポピンズ』。その完成披露試写会にさっそうと現れたトラヴァース夫人。シャーマン兄弟の間に割って座ると、ウォルトに『改変』されたメリーポピンズを作り上げた彼らと共に見守るのだが……、そこにはウォルトによる彼女への理解で溢れていた。


上映が終わった後の、彼女の満面の笑顔の中に見える「ま、最悪って程では無かったわね」という表情は相変わらずと言えば相変わらずだが、そこには確かに誰にも越えられない『才能』という絆で結ばれた友情が見えていた。



PS

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伝記風のドラマを楽しむには、何より『元ネタ』がある程度分かってた方が良い。
原作の小説まで手が回らなくとも、映画版メリー・ポピンズは必ず見てから行った方が良い。

そしてそのままメリーポピンズを机に置いたまま映画館へと出向く事をお勧めする。本作を見終えたら再びメリーポピンズを見返したくなる事請け合いだ。


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映画【タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密】感想  - 2013.08.24 Sat


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個人評価
★★★★★


スピルバーグ監督がJAWSを作って世界的に有名になったのは1975。
巡り巡って今や時代は2011年。

それなのに、未だにワクワクドキドキさせる映画を作らせたらスピルバーグの右に出る者はいないんだと痛感させられたそんな強烈な作品だった。

無鉄砲な若者と、とんでもない大人たちのドタバタなアドベンチャー。
敵は敵らしくとことん悪く、それどころか味方すらもろくなヤツらが殆どいない。
知恵と勇気を振り絞ってようやく一難去ったと思えば、息つく暇なく五難ぐらい降りかかってくる怒涛の大展開。
海に消えた伝説の船、謎の組織、隠された暗号、そして財宝……。

よくもまあ一つの作品に惜しげもなく詰め込んだと思う程のネタの数々を、これまた豪快に3D狭しとぶちまける気風の良さには思わず惚れ惚れ。
これが大人の、いやおじいちゃんの余裕。
並みの監督なら同じ内容で3本分ぐらいに薄めてしまいそうな特濃っぷりのせいで、話の展開がともすれば強引であまりにも都合が良すぎると捉えるかもしれないが、そんなの原作ですらなんだかんだでただの少年ルポライターが月にまで行ったりしているので、むしろ忠実なんじゃないかと思う。

技術が上がったCGアニメは何の違和感もなく、3Dの世界があの抑揚のない漫画のコマを一気にインディージョーンズ並の一大スペクタクルにまで盛り上げていて、その誇張の仕方はいかにもなハリウッド風味。
しかしそれでいて、原作に漂っていたどこか低血圧な感じの間の抜けたギャグも自然と混ざりこんでいて非常に小気味いい。


また、アニメーションを使う事によって『どこにでもカメラを置ける』権利を手にしたスピルバーグのカメラワークは正に天衣無縫。
後半に待ち構えている4分近くの長回しに至っては、実写でやればどんなジャッキーチェンでも多分死ぬ。
悪の組織と獰猛なハヤブサと、乾いた大地と押し寄せる水と、え~いオマケだコンチクショウ!とばかりに重量級の戦車まで加わった怒涛のサイドカーチェイスシーンは、
CGの向こうでカメラを構えるスピルバーグ本人が一番「イヤッホーイ!」と歓声を上げて楽しんでいたと思う。
老いてなおお達者な監督のせいで、あんな無茶苦茶な展開に引きずり込まれたタンタン達に置かれましてはとんだド災難。
君たちアニメーションでホント良かったねと心から思った作品でした。


※そう言えばこの映画は製作に「ロード・オブ・ザ・リング」で有名なピーター・ジャクソンが協同参加しているのだが、写真を見る限り当時と比べるとびっくりする程痩せた上に思いっきり老けていた。
思わず隣に立つ爺様に生気を根こそぎ吸い取られているんじゃないかと心配になった。
この映画は3部作の予定だそうなので、是非ともピーター・ジャクソンが死なない程度に続編づくりに勤しんで欲しい。

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映画【カールじいさんの空飛ぶ家】感想 - 2013.08.23 Fri


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個人評価
★★★★☆


とにもかくにも、
この映画の醍醐味は冒頭10分程度から始まるセリフの無い走馬灯シーンにあると思う。

オフィシャルのあらすじに堂々と書いてあるから言ってもいいと思うが、
この話はカールじいさんが最愛の妻に先立たれた後の物語である。

冒頭のシーンでは、そんな愛する妻との出会いから結婚、幸せに満ちた二人の生活から悲しい別れまでを一気に見せ、
その後時間は今へとたどり着き、いよいよもって本編が始まるのだが、
なにより心を打つのは、この回想シーン。
音声の無い8ミリフィルムのような手法で見せるこの映像のなんと美しくて優しい事。
そして流れる音楽の切ない事。

良き伴侶や大切な人がいる人間ならば、このシーンだけでいきなり涙の大洪水に襲われてしまうだろう。


が、


話が進んでいくうちに、この「ノスタルジー感たっぷりな感動の演出」が完全なミスリードだった事に気づかされてびっくりする。
おいおいあの時の私の涙返せコラ。と一瞬思ってしまうわけなのだが、まさかディズニー・ピクサーのほんわかアニメーションで「ユージュアル・サスペクツ」ばりのフェイクをかまされるとは夢にも思っていなかった観客側としては、この『完全にしてやられた』という爽快感で胸がいっぱいになるはず。

か、

そのフェイクの意味が分からずに首を90度に傾けたまま映画館を後にするかのどっちかだと思う。
カイザーソゼって誰だったのよ。

ちなみに私は一晩寝て翌朝になってこの意味がようやくちゃんと分かった。



この映画は『ヨボヨボのじいさんが失った妻を想う大変悲しい話』なんかではない。
そんなもんをディズニー・ピクサーが作ってもらっちゃ困る。
これは
『想い出を美しいメロディとぼかしの効いたレンズ越しに大編集してノスタルジー満載で見てんじゃないよ。』
と、何かと「あの時は良かった…」と昔話を始めてしまう大人たちへの壮大なショック療法映画なのだと思う。

その証拠に、そんな風にしか過去を見られなかった男が救いようもなくいけ好かない敵役として登場してくる。

そしてそんな敵役にコテンパンにやられそうになった時、冒頭で流れた『楽しい結婚生活ダイジェスト』が中盤でもう一度流れてくる。
今度は素敵なぼかしもキラキラしたエフェクトも無く。色あせ、劣化しつつも本当に楽しかった純粋な想い出として。

そこでカールじいさんおよび我々観客は「(冒頭の)想い出の見方は間違っていた」と気づかされるのだ。
もっと言えば、『あそこは泣くべきシーンじゃなかった』という大いなる間違い。そこに我々は気づかされてショックを受ける。「なんだよ泣くとこ間違えたじゃないか」と。



そこからのカールじいさんの行動力たるやまさに痛快・爽快。
自分もそうなりかけていた、反面教師の親玉みたいないけ好かない敵との壮絶な対決を経て、ようやく妻と夢見た冒険の本当の意味に辿り着けるのだ。
そしてその意味に対する答えが、最後のスタッフロールにまで続いていて実に気持ちがいい。
この時に流す爽やかな涙が、多分正解の涙なんだと思う。



この物語は、当然かもしれないが年配者の方がウケがいい。
現に私の父はこの映画をピクサー作品の中で1番にあげている。
ただ、
既に「あの時は良かった…」を何かとやっちまいがちな年に差し掛かっているとはいえ、私が浸れるのはせいぜい『お父さん目線』の作品「ファインディング・ニモ」までだったようで、
ここまで見事に達観した『じいさん目線』までは辿り着けなかった。

我が父及びカールじいさん程見事に人生を抱き込むには若すぎて、とはいえ単純におじいちゃんが頑張る冒険活劇として楽しむキッズ目線にもなれない中途半端な年代の私には、どうにも共感度と感動が今ひとつ。

これは買ったブルーレイをしばらく寝かせて数年後に改めて見直してみたいかもしれない。
そういう意味では大変見ごろを長く楽しめる作品だと思う。



PS.
申し遅れたが犬がすげえ可愛い。

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出版社で仕事をした後イタリアに住み着く。
その後帰国し所帯を持ってからは映像編集の仕事に従事中。
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