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リミニとサンマリノ共和国(GP以外) - 2009.09.10 Thu


さて、
前回の日記でMotoGPサンマリノ戦に行ったと言いましたが、
このサンマリノ戦が行われる場所は、イタリアのブーツ型の地図で言うとふくらはぎの辺り。
アドリア海に面した極めて風光明媚な所です。


今回宿を取った近郊の街リミニも、そんなバカンス目当ての旅行客で溢れかえるのだそうな。


フォト
というわけで、大会二日目のGPをお休みして宿から5分の海岸へ



そしたらこのビーチがもう…




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うつくしーーーーー




抜けるような青い空
真っ白な砂浜
幾何学的に並ぶパラソルの山


ザ★リゾートです。




海の色は流石にカプリ島でみたソレよりは劣りますが、もうそれ以外のシチュエーションが最高すぎる。
海に入って泳ぐよりパラソルの下でグダグダしている方が好きなイタリア人らしく、
人が結構な数いつつも、非常にのんびりとした時間が流れていました。
さすがリゾート地。
さすが優雅な観光地。

思わずテンション上がりすぎてギャアギャアはしゃぎまくっていたのは、優雅なご婦人に連れてこられたお子さんたちよりむしろ私たちの方でした。







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いやほお~~~~~い




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「ほぉ~ら 捕まえてごらんなさ~~い」




あ、
そういえばこの街リミニは、前回にも言いましたがあのジブリアニメの名作『紅の豚』のモデルにもなった場所なんだそうで……、



フォト
「まてぇ~いルパーーーン」「あばよぉとっつぁ~~ん」


……うん、これはジブリ違いだったな。









そして、
午後はリミニ駅から1時間ほどバスに揺られ、ティターノ山の絶壁に君臨する独立国、サンマリノ共和国へと足を運んでみました。


フォト
山の頂上に張り付くようにして家々が連なっています



イタリアの中腹は『山』というより『丘』の連続で土地が構成されているため、岩肌むき出しでいきなりそびえ立つこのティターノ山は、標高755メートルにもかかわらず凄い威厳です。



フォト

そして何より景色が見渡せ過ぎです



ここの共和国で有名なのは、独自の柄のユーロコインと綺麗な切手、そして断崖絶壁に建てられた3本の要塞(塔)です。







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コレがまた息を吞むほどの絶景




フォト

この景色は第二の塔から第一の塔を眺めたときのもの




すごいぞ。ドラクエの世界って本当にあったんだ。




これだけ小さな国の中に、これだけスケールのでかい世界が詰まっていたことに驚き。
そして何よりもこの町が未だ元気に国として人が住み続けている事に驚きでした。

いやあ行ってよかったサンマリノ。
正直タダの観光でイタリアに来ている分にはアクセスが悪すぎてちょっと行きづらい所ですが、もし今後サンマリノGPに観戦に行こうと思っている人は、一日使って是非行ってみてください。




フォト
おまけ、第一の塔フミフミ


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リミニとサンマリノ共和国(サンマリノGP編) - 2009.09.07 Mon

思えば5月の終わり頃、
MotoGP(バイクの世界選手権/F1のバイク版みたいなやつ)のムジェロ戦に行った興奮をココに殴り書いた記憶がありますが、


イタリアにはMotoGPサンマリノ戦という名でもう一度世界選手権がやってくるので、
頑張ってもう一度行ってきました。


今度は流石にシエナからの日帰りは厳しい遠さになってしまうので、開催地近辺に宿を取っての2泊3日旅。

タイミングを合わせてやってきたMotoGP仲間と前回のムジェロ決勝日にも行った3人で怒涛のGP観戦をしてきました。




まず初日の予選日

当然ですが今まで一度も開催地であるミサノサーキットに足を運んだことが無いので、最初からどうしたもんかと悩み気味。
一応情報では最寄り駅(リッチョーネ駅かミサノ駅かカットーリカ駅)からサーキットまでのシャトルバスもあると聞いたのですが、ムジェロに行った時は予選日ですらも当然のように動いていなかったため、白タクを捕まえるのが面倒な我々は一番最寄り駅(サーキットまで直線1キロだが、駅が小さすぎて止る電車が少ない)の『ミサノアドリアーティコ駅』からトコトコ歩いてサーキットまで出向いてみました。



フォト
こんな感じの道を、歩きに歩いて30分。


正直後悔した。絶対迷子になってたし。

駅からサーキットまでは本当に近いため、駅を降りた時点で既にバイクのレース音が聞こえてくるぐらい。
ただし、そこに行くまでの道が一体何処を歩けばいいのやら分からずにひたすらウロウロキョロキョロ。

『サーキットはこっちだよv』
的な看板のひとつでもあればいいのにソレすら見つけられず、一体ナニを目印に歩きゃいいんだと半ば途方にくれていたら………、


フォト
目印、いた。

どうやらこの中でレースが行われているみたいです。




というわけで入場…、の前に、
折角ミサノにいるのならという事で、



フォト

ここに行っておきました


この通りの名前は『DAIJIRO KATO通り』
レースを見る人間だったら知らない人はいない、『日本人で世界チャンピオンを取れる唯一の存在』と言われながらも2003年に事故で無くなった選手の名前が記された道です。
当時所属していたチームの本拠地と、彼自身が選手時代にココに住んでいた事もあって、サーキットの正面玄関となるこの街道には彼の名前と、無くなった年と同じ26本の桜が植えられています。

フォト
正面玄関につながるS字カーブと、まだ花が咲く程には成長していない桜の木たち。



うむ。良かったこの場に立てて。




というわけで、気合を入れなおして改めて入場
※ちなみにこの正面玄関はGP期間中「関係者様専用口」になるので、写真を撮り次第ぐるりとコースを半周して「一般人ども入り口」にいかなきゃならないのがまた一苦労。



練習日の日本GPともなるとかなりガラガラかと思うのですが、こっちは流石の混雑ぶり。
強いて言えば多少セキュリティー関係が甘いかなという感じでした。


フォト

そんなわけで練習走行もどうにか観戦


荒れ野原をひたすら迷子になってたり、大治郎通りで感慨深げになってたりしてたお陰で折角朝4時起きでやってきたにも関わらず、
肝心の走行を20分程度しか拝めなかったのが中々ガッカリポイント。



フォト
ま、とりあえず飲みますか



と言う感じで初日は終了

2日目は全日フル観戦する体力が無かったことと、折角憧れのアドリア海沿いの街(ちなみに宿を取った街リミニはジブリ映画『紅の豚』のモデルになった場所でもあるそうです)にいるのだからと言うことで、
この日はビーチをウロウロ歩くのと、『世界で5番目に小さい国』ことサンマリノ共和国を十分に楽しんで終わりました。
※コチラに関してはまた後日書きます




で、決勝当日(注ネタバレありです)


この日ばかりはと部屋の奥底にしまっておいたバレンティーノ応援グッズを身につけて、練習日よりもさらにガードの厳しくなったサーキットに再び舞い戻ってきました。


フォト
セキュリティーの厳しさを物語る、入り口付近でボッシュートされたビールの皆さん


本当はフラフラ企業ブースやらコースやらを歩き回りながら、気に入った場所を見つけ次第座ってみようかな~と考えていたのですが……、


フォト
なんかもうしょっぱなから、足の踏み場も無い人だかり。

どうやらこのミサノサーキット、他のコースと比べて観客を入れられる場所がかなり限られているようで、基本入り次第自分のスペースを陣取り、そこで延々待機というのが普通みたいです。

フォト
狭いお陰で一つの場所から向かいのコースまで見渡せるのはいいなと思いましたが



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ムジェロでもつけた、日本で作ってきた(いつぞやの日本GPでつけようとして忘れてた)お手製応援グッズも装備して


フォト
準備万端



で、肝心のレースですが、
一番下のクラスである125ccは、中盤からずっと1,2,3位が入れ替わり立ち代りの大立ち回りレース。
最後の最後の最後にて、それまで1,2位を争っていたアンドレア・イアンノーネ(割と開催地に近い生まれのイタリア人)がポール・エスパルガロ(思わず名前を連呼したくなるスペイン人)に接触して二人ともコースアウト&リタイアというかなり驚きの展開でした。

最後にコケた瞬間の観客たちの反応が、まるでテレビエキストラ並に
『Noooooooooooooooooooooo!!!щ(゚Д゚щ).(/Д\).』
という感じで非常に分かりやすかったです。





次のクラス250ccはというと、
かなりの序盤に同じくイタリア人のシモンチェッリ(去年250クラスチャンピオンのもじゃもじゃ頭)が単独コケしてリタイア。そして再び上記(↑)のような反応。
どうにも母国でここ一番の輝きを見せてくれない彼らに対して、情熱的な観客たちは中々不満なご様子でした。


というより、イタリアの観客は色々と分かり安すぎる。
自分のお気に入りのライダー(大体イタリア人)の名前がコールされたり前を走った時には上を下をの大騒ぎなんですが、それ以外はほぼ無視レベルに反応ナシ。
ナシならまだしも時には会場中からのブーイングを浴びせられてる選手もいたりして…、
いやはやプロの選手とはかくも厳しいものなのだなと感慨深げになってみたりみなかったりな我々日本人sでした。



ただ、250参戦の青山ヒロシ(今年はなんだかとても調子の良い、口元のホクロがセクシーポイントの日本人選手)には皆暖かい声援をかけてくれていて嬉しかったです。


…というより、
さっきからスペイン人選手がイタリア人選手を押しのけて表彰台を独占していたお陰もあったのかと。
だって応援の掛け声とかも、
『行けAOYAMA(゚Д゚)/!!!これ以上スペイン人に表彰台登らせるんじゃねぇ!!!』
的な感じでしたし。
※ちなみに本当に面白いデットヒートの結果、リアルに5cm差ぐらいのきわどさで4位に甘んじてしまったヒロシ。ただその接戦を評価されて何度も実況アナウンスで「4位はとってもナイスな日本人、アオヤ~~マ~~~」と連呼されていました。ナイス。




で、最後のMOTOGPですが……。




フォト

もうこのコースはバレンティーノ・ロッシのために用意された物なのかと錯覚するぐらい、全員が一丸となってバレンティーノを応援していました。

流石地元、流石バレンティーノ。


コレだけ気まぐれで、気に入らない選手には平気で牙を向く彼らをこれ程までに魅了して放さないなんて、
こんな優れた芸当こなせる人間そうそういません。




フォト

そしてそんな彼らの目の前で、当然のように勝ってみせる強さに感服


何万人という観客の前を、堂々と自分のゼッケン旗を掲げながら駆け抜ける彼は、やはり
『バイク好きに生まれたらこいつに惚れずに誰に惚れる』
と思わせるだけはありました。



フォト

同時に、ああこうして彼の後を追おうと心に誓う、未来の世界レーサー達が誕生するのだなとも思ってみたり。頑張れ少年






何はともあれ本当に楽しい3日間でした。
サンマリノ(実はコースはサンマリノ国内にあるわけではなく、簡単に言えば『千葉の東京ディズニーランド』の状態)という優雅な観光避暑地の一角にコースが存在しているせいか、
集まった観客達もどこか品が良く、ムジェロの時に味わったカオスな荒々しさは殆ど感じませんでした。


もし始めての海外観戦を考えるのならば、交通の便利さも考えてサンマリノの方をお奨めします。
カオスで泥臭い、極めて漢らしい観戦方法を望むのでしたら、是非ムジェロがお奨めです。



さて…というわけで………

フォト
………。


帰るの面倒臭い。。。。




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その後帰国し所帯を持ってからは映像編集の仕事に従事中。
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